
Amarone比べ☆
スーパーでレジ待ち、並んだ列の左横はワインコーナーでした。
えっ…思わず二度見からのガン見。
以前から日本ではフランスワインは高い印象だったけれど、特にここに並んでいるのは銘醸もの、有名シャトーやドメーヌのワインばかりだけれど、それを踏まえてもこんなお値段とは!
そもそも我が家では、高めで評判のフランスワインは、パリ東京行ったり来たりの中で買い付けていたので日本で買ったことがほとんどなく私には相場観ないのだが…。
ふふ、これは今晩夫に出題しよう♬
そしてディナータイム。
K「問題です。今、日本でラトゥール2005っていくらだと思う?」
夫「1000€」
K「そんな現地感覚のユーロ建てじゃダメだよ…。もうさっさと正解言うけど、今日スーパーで見たのは、236,500円。20万超えだよ〜、びっくりでしょ!」
夫「2005年のボルドーはなかなかいい年だから。でも23万とは高いと思うけど」
K「じゃ、結構私たちがパリでシュパシュパ飲んでたランシュバージュ(2011)は、いくらだと思う?」
夫「それは大したことないだろ。5万ぐらいか?」
K「・・・。ちょっとあなたさ、、大したことないで5万って感覚おかしいでしょ。ちっとも私のびっくりエピソードに繋がらないじゃん。パリで普通に飲んでたことを踏まえて、1万円以下な答えで、私が正解の27,500円を言って、ワオっびっくりねー!なオチなのに」
夫「んー、2万7千で買えるならいいかも。どこのスーパー? いや、でも2011年はハズレ年なのかな?調べてからにしよう」
K「・・・。聞いた私が悪かったよ。今特にランシュバージュは欲してないんで、ここまでの話は全て忘れてください」
そんなフランスワイン話をしながら、楽しんだのはイタリアワインのAmarone(アマローネ)。
我が家では、ここ最近のウイスキーブームと並んでワインではアマローネブームが到来☆
美味しそう、コスパ高めなアマローネを見つけて楽しんでいます。
Montigoli Amarone della Valpolicella(モンティゴッリ アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ)
Amarone(アマローネ)とは、イタリア・ヴェネト州のヴァルポリチェッラで造られる赤ワインです。
(関連記事→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/post-969.html)
初めて美味しいアマローネを飲んだのは、ヴェネツィアのレストランでした。
それがきっかけでイタリア土産で買うようになった赤ワインです。
比較的生産者が少なく、また、その製造方法が独特なために希少性が高い言われています。
その製法とは、干し葡萄のように陰干し(アパッシメント)した葡萄を使うのです。
陰干しで水分を蒸発させるので、果汁がギュギュッっと凝縮されることで当然生産量が少なくなりますし、濃縮した分、味わいは濃厚に。
しかも樽詰めした後、最低2年以上熟成させてから瓶詰め、後さらに6ヶ月以上熟成を経てからようやく出荷。
チャチャっと早飲みな軽いワインとは違って、その味は豊かなチョコレートと独特な苦味が特徴と言われています。
以下ここ最近のアマローネ飲み比べ。
Amarone della Valpolicella Classico Luigi Righett 2016(アマローネ デッラ ヴァルポリチェッラ クラッシコ)
Casa Defrà Amarone della Valpolicella(カーザ・デフラ アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ)2016

Cantina Valpantena Amarone della Valpolicella Torre del Falasco(カンティーナ・ヴァルパンテーナ・アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ・トッレ・ デル・ファラスコ)
飲みながら簡単なメモを残しておくと、思っている以上に記憶に刻まれ、どれが好きで印象に残ったかがわかり、次回のワイン選びに役立ちます。
またアマローネは、ジビエ料理やキノコ料理との相性が良いと言われていますが、我が家では他には牡丹鍋、すき焼き、煮込み料理などしっかりめの肉料理と一緒にいただいてます。
個人的には、鰻重や蒲焼きにも合うと思うので、この夏は引き続きアマローネをエンジョイしたいと思ってます♬
というわけで、今週末はこのアマローネ。
これまでの4本と比べてもとりわけ美味しそうなオーラを感じるような?!
期待♡
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パリの1枚。
どこで撮ったのか思い出せないけれど…。
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*Belle et Bonne Blogも気ままに更新中(^o^)/
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