Comme d'habitude 〜パリ・東京行ったり来たりblog〜

Azzedine Alaïa, couturier collectionneur ☆

Palais Galliera(パリ市立ガリエラ宮モード美術館)で開催中の『Azzedine Alaïa, couturier collectionneur』(アズディン・アライア、クチュリエ・コレクター展)へ行ってきました。

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いつ来ても素敵!とときめくガリエラ宮。

約10年前、同じ場所で鑑賞したアライア展の記憶も蘇る。

(関連記事→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/post-81.html

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でも本展は、アライアのドレスを展示したものではなく、2017年に亡くなったデザイナー Azzedine Alaïa(アズディン・アライア)が長きに渡って築いた彼のユニークなコレクション、約140点を公開したもの。

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会場に入るとまずは、Cristóbal Balenciaga(クリストバル・バレンシアガ)の真っ黒なドレス

アズディンのオートクチュールの歴史に対する関心、情熱は、1968年のバレンシアガのメゾン閉鎖がきっかけだったと。

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バレンシアガのオートクチュールの作品を収集し、研究し、ファッションの豊かな遺産を探求するようになったそう。

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そのコレクションは、時代を超えて19世紀末のオートクチュールからアレキサンダー・マックイーン、コム・デ・ギャルソン、ヨウジ・ヤマモトといった現代デザイナーまで。

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誰もが知る有名デザイナーから復活ブランド、現在はもう無くなってしまったものと多岐にわたる。

ジャンヌ・ランバン、ジャン・パトゥー、マダム・グレ、ポール・ポワレ、ガブリエル・シャネル、エルザ・スキャパレリ、クリスチャン・ディオール等々。

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そもそもアライアファンとしては、好きなものが重なる気もして「これ、いいですね!」と思わず唸るドレスの数々。

中でも特に好きだったり、気になるブランドとしてじっくり眺めたのは「JeanPatou」( ジャン・パトゥー)。

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かわいい花柄のドレスは今でも着れそう、着たい!

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どこまでもエレガントなChristian Dior(クリスチャン・ディオール)。

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その存在を知ってから大ファンのMadame Grès(マダム・グレ)。

(関連記事→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/51738576.html

IMG_2877.jpegこういったモードな展覧会へ足を運ぶたびに、時代は古くても、そのファッションには古臭さが感じられず、今でも素敵に、今でも着たいと思わせるスタイル美にうっとりさせられます。

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Azzedine Alaïa(アズディン・アライア)のデザイナーとは違った、コレクターとしての側面を垣間見る展覧会でした。

また、只今アズディン・アライア財団で開催中の「ALAÏA/GRÈS」展にも足を運んでみたいと思っています。

<info>
Azzedine Alaïa, couturier collectionneur展
2024年1月21日まで
Palais Galliera(パリ市立ガリエラ宮モード美術館)
10 Av. Pierre 1er de Serbie, 75116 Paris

******K子のつぶやき******

今年のガレット・デ・ロワ@自宅で、フェーヴが出たのは最後の最後。

しかもそれは夫が引き当てました。

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K「どんなフェーヴ??そういえば今回全くフェーヴをチェックしないで決めたガレット・デ・ロワだったから」

夫「これ...」

K「え、、まさにフェーヴ(空豆)なフェーヴ」

それは、真っ白な空豆型のもの。

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夫「最後の最後に出てきたわりには、なんかつまんないフェーヴだったな」

K「ま、でもちょっと歪なハート型にも見えて可愛い&シュールでいいわ♡」

KEICO

新潟県の老舗旅館に生まれ育つ。
上京、進学、就職、まさかの出逢い?で結婚し2004年渡仏。
現在は夫と共にパリ・東京を行ったり来たりな生活中☆
そんな毎日からのグルメ・ファッション・カルチャー・バカンスなどの話題を中心にブログ更新致します。

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