グランプリはBeringer☆
8月に突入。
そして関東もようやく梅雨明け☆
ここ数日で急に蝉の声が大きくなり、朝からのそのシャウトぶりに夏が来た!を実感。
この夏は実家帰省も含めて遠出の予定もなく、海辺のセカンドハウスで過ごす時間が増えそうです。
早速スーパーへ行くと綺麗な朝獲れ「ウルメイワシ」に出会う。
K「問題。こんなにトレーいっぱいに入ったウルメイワシはいくらだったでしょ〜か?」
夫「地物だから安いでしょ。398円!」
K「ブーー。196円」
夫「えーーー」
と、確かに私も値段を二度見してしまったウルメイワシを帰宅後に早速手開きしてフリットに♬
衣は、セモリナ粉&片栗粉、パルメザンチーズ少々。
揚げ物は揚げたてが一番。
海辺の町ということでスーパーには魚介類が充実、そしてリーズナブル。
本当に良いものは築地・豊洲などへ行ってしまうのかもしれませんが、家庭料理で楽しむ分には十分の新鮮美味素材。
透き通った白魚も美味しそうだったのでゲット。
パスタにしようか迷ったけれど、結局アヒージョ。
そんな料理たちにもぴったり合うのが、この春初めて飲んですっかり気に入り、ケース買いに至ったテーブルワインがニュージーランドの“MANA by INVIVO”(マナ バイ インヴィーヴォ)の Marlborough Sauvignon Blanc(マールボロ ソーヴィニヨンブラン)。
(関連記事→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/post-1132.html )
今年上半期を振り返り、私の独断と偏見で選ぶコスパ高なワインコンクール・白ワイン部門グランプリは、この1本。
約1,500円とは思えぬ美味しさ、バランスの良さ。
では、赤ワイン部門は?
個人的には白より赤の方がなんとなく難しいというか、飲んでピンとこなければ夏の白ワインはレモンやライムを入れたり、炭酸で割ってスプリッツァで楽しむなど、わりと容易にアレンジ、逃げが効くと思うのですが、赤ワインはそのへんのアレンジが難しい。ジュースで割るのもイイけれど、甘過ぎると食事には合わせづらいこと多いので。
という中で、我が家で選んだ上半期コスパ高ワイン・赤ワイン部門の栄えあるグランプリは〜、
アメリカ・カリフォルニア(ナパヴァレー)のワイナリーBERINGER FOUNDERS' ESTATE(ベリンジャー ファウンダース・エステイト)のPINOT NOIR(ピノ・ノワール)2017。
ワインに詳しい方なら、あれね!なアメリカワインの代名詞とも言われる歴史ある有名ワイナリー、1876年にドイツ系移民のフレデリックとジェイコブのベリンジャー兄弟が創業した「ベリンジャー」。
そのワインはこれまでメルロー、カベルネ ソーヴィニヨン、ジンファンデル等々を飲みましたが、ピノ・ノワールは初めて。
(関連記事→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/post-525.html )
こちらも2,000円くらいのお値段です。
このワインには、まだ肌寒かった頃には煮込み、牛タンシチューで。
今回はお肉屋さんに薄くスライスしてもらい、
塩ネギレモンでいただきました。
毎度我が家で巻き起こる牛タンは厚いの薄いのどっちが好き?問題。
煮込みで厚く食べると、このとろり感だよね〜!
薄く食べたら、この弾力の中のコリコリ感だな!
結局どっちも好きだという結論。。
さて、リーズナブルなワインの外見的特徴と言ったらとにかくボトルが軽い。
そしてコルクが短い。
長いコルクの高級ワインは抜栓中に折ってしまったりするので、ソムリエールケーコにはこういう短いワインは開けやすく、ありがたいけど。
今週飲んだワインの中でも一番短いベリンジャーのコルク。
なのに、美味しい味わいがしっかり記憶に残るベリンジャー、恐るべし☆
味や香りの変化、奥行きや深みはあまり無く、味わいはフラットではあるけど抜栓してから1本飲み終わるまで飽きさせず、苺やチェリー、梅干し、バニラなどが感じられ、タンニンのバランスを思うと2,000円とは思えぬワインです。
引き続きコスパ高なワインを求めてお家でワインを楽しみたいと思います。
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パリの1枚。
金曜日にパリはだいぶ気温が上がったみたいですね〜。
去年の夏の相当に暑かった日を思い出しました。
あの日のパリは、沈まぬ太陽だった…。
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