CHANELパール☆いいモノ語り。
只今絶賛発売中のmadame FIGARO japon (フィガロ ジャポン)最新号(2020年9月号)は『時計とジュエリーと美しき人生と いいモノ語り。』。
と言う訳で、いいモノ語りその2。
(その1→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/post-1193.html)
Keico’s libraryにある保存版DVD「プラダを着た悪魔」。
もう何度も観てますが、夢のあるハイファッション、華やかな世界と舞台裏の過酷な様子、イイとこ撮りのパリの街並み等々何度観ても面白い作品。
そしてアン・ハサウェイがどこまでもかわいい。
作中、特に印象的だったのがカジュアルシックな装いにCHANEL(シャネル)のシグネチャーの一つでもあるパールのネックレスのコーディネート。
(プラダを着た悪魔DVD より↓)
それまでは私の中でシャネルのパールは、ココ・シャネルのような大人が似合うものと思っていましたし、あくまで私感ですが、ロゴものは難しい。似合う人にはしっくり馴染むのに、そうでないとちょっと成金チックな印象というかなんというか。。
いつか私もサラッと身につけられる人になりたい…と思っていたある日、ワインパーティーで出逢ったのがエリカちゃん(仮名)。
私よりひと回り以上若い彼女は首にジャラジャラとココ・シャネルばりにパールのネックレス☆
若いのにとてもよく似合っていることに驚き、アン・ハサウェイに通じる可愛さだな~と感心。
シャネルパールは年齢に関係なく、その人次第、雰囲気なのか?!と。
エリカちゃんとは初対面なのにテンポが合い、すっかり打ち解けてあれこれ盛り上がり肝心のワインテイスティングはそっちのけ状態。
そこで伺ったエリカちゃんのシンデレラストーリー。
彼女の承諾を得て、ここでちょっといいモノ語り。
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六本木エリアにある某外資系企業に務めていたエリカちゃん。
休み時間にスタバにコーヒーを買いに行くと、日本語が全くできず、オーダーはじめあれこれ困っていたフランス系カナダ人のセバスチャン(仮名)が。
後ろにいたエリカちゃんが通訳をして助けてあげました。
セバスチャンは、NYウォール街から東京に来たばかりの外資系金融機関にお勤めのバリバリの金融マン。
慣れない土地で助けられ、しかも美女エリカに!なセバスチャンは自分の名刺を渡し、彼女の名前と連絡先を尋ねました。
でもその時、エリカちゃんは「なんか怖い」と連絡先は教えず、下の名前だけ教えてその場を去りました。
翌日からのセバスチャンは同じような時間帯にスタバに通ってエリカちゃん探し。
1ヶ月続け、周りに聞き込みもするも手がかりつかめず。
同僚にFacebookで探してみたら?と言われ(ちょうど日本にもFacebookが広まり出した頃?)、数ヶ月かけてあれこれ探してようやくこの人では?と辿り着き、エリカちゃんの務める会社がほぼ特定され、そしてある日会社にアポ無し訪問。
(おいおい、一歩間違ったらストーカーチックで怖いぞ…でもすごい行動力と執念だ)
エリカちゃんは受付から連絡をもらうも聞き覚えのない(忘れていた)外国人名を不思議に思いながらロビーへ行くと、そこにいたのはセバスチャン。
エリカちゃんは自分を探し出しことに驚きながらも、そこから必死のセバスチャンのアッタク&アッタクからの快進撃でデートをするようになったそう。
おつきあいがスタートしてからはトントン拍子で結婚。
そして数年前にセバスチャンは本社NYへ戻ることになり、二人は渡米。
今はNYで華麗な生活を送っております。
そんなセバスチャンからの初めてのプレゼントがシャネルのパールネックレスだったとさ〜。(完)
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名前だけで人を探せるの?!ドラマみたい…と聞いた当時は驚きましたが、ドラマ以上にドラマチックなのが現実だなとつくづく思いました。
さて、ようやく私がシャネルパールを手にしたのは、数年前。
使ってみるとキレイめワンピースはもちろんですが、カジュアルにシャツやセーターにも合わせてやすく、シャネルらしい華やかさとレフ板効果的に顔まわりが明るくなるのでとても便利です。
今日もラフな格好に。
下にヨガウェアを着込んでトレーニングに行ってきました。
どうでもいいことですが、春にポチったZARAの袴のようなワイドパンツ愛用中。
(関連記事→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/zara-chanel.html )
トレーニング後にネックレスをするだけで気分が変わり、カフェでランチを楽しみました。
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パリの1枚。
今日で7月が終わりとは…。
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