Dover soleに挑戦☆
パリ生活中に楽しんでいるのが、Dover sole(ドーバー・ソール 舌平目)を食すこと。
高級魚なのでレストランではお値段が時価だったり、魚屋さんで買ってもなかなかのお値段ではありますが、フランスの絶品バターで作るムニエルが大好きなのでメニューあれば、魚屋さんで出会えば買ってしまいます。
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という訳で、ネットでDover sole(ドーバー・ソール)をお取り寄せ。
これまでパリの自宅キッチンでは何度も調理しているものの、下処理は全て魚屋さんにお願いしていたので、こうして自分で卸すのは初めて。
K「どうやるの…」
夫「ネットで調べたからこの手順で。まずは斜めに頭を落とす」
ずばっ!
茶色い表皮を剥ぐ。
って、、この表皮を剥ぐ作業がなかなか難しく、何度も手をさばきそうになって怖いのなんの。。
K「もう2度としたくない…」
夫「いや、これは慣れだよ慣れ。何度かやればコツが掴めるはずだから大丈夫」
K「大丈夫じゃない…」
表皮、裏皮と剥ぐ作業はなかなかの力作業で結局二人がかりでなんとかクリア。
ひと仕事終えた感もあり、というかいつも通り飲みながらの調理。
く〜っ♡ やっぱりこの白ワインは美味しい!
ブログにも何度かアップしていますが、白ワインがあまり好きではないフランス人の友人Bが「これだけは好き!」と惚れ込んで自分の結婚式にふるまったフランス・マコネーのDomaine de la Bongran(ドメーヌ・ド・ラ・ボングラン) 。
私達もすっかり好きになり年中セラーに欠かさぬ常備ワインになりました。
今キープしているのは2012年もの。
香りはグリーンアップルやピーチ、バニラ、味わいはバターっぽいというかリッチでふくよか。
そのバターっぽさは、ムニエルには合うはず!と選んだ1本。
卵巣の取り出しにも成功。
これはすぐに甘辛煮に。
そしてムニエル作り。
ソールに塩胡椒、軽く小麦粉をまぶして、たっぷりのバターと白胡麻油でソテー。
バターだけでソテーするより白胡麻油を入れるとバターより軽めに仕上がると友人シェフからのアドバイス。
ポイントは、弱火でじっくりゆっくり熱を通すこと。
これまたどうでもいいことですが、ドーバー・ソールの思い出。(私じゃないけど)
昔、夫がロンドン出張に行きまして、いつも通り分刻みの非常に忙しいスケジュールだったにも関わらず、食いしん坊万才な彼はドーバー・ソールが食べたいがためにドーバーまで車を飛ばして食べに行ったそうな。
楽しみに入ったレストランでドーバー・ソールをお願いすると、
「あることにはあるけど、いいものは全部ロンドンに行ってるからロンドンで食べた方がいいよ」
と、言われてガッカリ。。
今のように簡単に情報収集できなかった頃は行ってみて、やってみての失敗もあったけれど、それも思い出?!
(↓無造作にブロッコリー添え。タルタルソースでいただきました…)
またパリでも食べたいし、ロンドンでも食べたい!と思いながら日本の自宅で初めてコリコリに美味しいのドーバー・ソールを満喫しました。
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パリの1枚。
マルシェの魚屋さん。
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