パリ6区☆Aux Pâtes Fraîches Paris
夫「作ってみたい料理があるんだけど」
K「どーぞどーぞ、作って!どんな料理?」
夫「シシャモのエスカベッシュ」
K「南蛮漬けね」
夫「エスカベッシュです!シシャモで作るってのが面白いでしょ。ワインに合うおつまみな一品らしい」
K「南蛮漬けに合うワインなら、潮味感じる白ワインとかかな」
夫「エスカベッシュ!イタリアンだから」
こうしてレシピに忠実に作られたシシャモのエスカベッシュ。
しばらく冷蔵庫で休め、ディナータイム。
夫「パルメザン削って」
K「OK。そういえばランマスで買った美味しそうな超熟パルミジャーノ・レッジャーノ があるから贅沢に使いまーす」
それにしても南蛮漬けにチーズ、パルミジャーノとは斬新だな。と思った。
夫「バカ〜〜っ!!!何やってんだよっ!なんでそれにチーズかけるんだっ!!」
K「え?だってパルメザン削ってって言ったじゃん」
夫「削ってくれって、それはパスタ用にだ。かけてくれなんて一言も言ってない」
K「言ったでしょ、流れ的に。ずっとエスカベッシュの話してたんだから、主語も目的語もエスカベッシュとしか思えない!」
夫「南蛮漬けにチーズって考えただけで合わない、有り得ないだろ」(キレっキレ、ご立腹)
K「南蛮漬けじゃねーです!何度もエスカベッシュだ、イタリアンだって言うから、ワインに寄せてチーズが入ると解釈したよ!!」(逆ギレ)
夫「俺の力作、台無しだ」
K「まー、怪我の功名?歴史に残る名物料理やお菓子ってのは、大体失敗から生まれるわけよ。これ、食べたらめちゃ旨かも♡」
そして食べたシシャモのエスカベッシュ、パルメザンチーズがけ。
夫・K「・・・。」(言葉なくす)
微妙な味でした...。
翌日は、更によく浸かった状態で、チーズ無しでいただきました。
オレンジの甘味と酸味が美味しく、酸味とフルーティーな白ワインによく合う一品で、これはこの夏のお招き料理の一品に決定☆
こんな感じで日本生活中はイタリアンなアミューズや前菜は自宅でトライすることが多いけれど、パリ生活はイタリア惣菜店に頼りがち。
と言うのも、本場イタリア系の方が営むお店も多く、そこに並ぶあれこれはオーセンティックに美味しいのです。
計り売りで好きなものを好きなだけ、食べ切りボリュームでちょっとずつ色々買えるのもありがたい。
しかもそれらは、外国人向けアレンジとかではなく、本格的イタリア味!と感じるお店も多く、パリにいながらイタリア旅気分になれるのもメトロポリス・パリの魅力、繋がるヨーロッパの魅力でもあります。
フレッシュパスタが手軽に買えることも嬉しい。
近所の惣菜店やマルシェ、Eataly(イータリー)であれこれ買って食べ比べも楽しんでいます。
そんな中で友人マダムに教えてもらったのが、6区にある『Aux Pâtes Fraîches Paris』というお店。
おもいきりパトロールエリアにも関わらず、これまで立ち寄ったことないがお店でした。
パスタ、お惣菜、イタリアチーズはじめパニーニもイケる。
今夜もう一品何か欲しい!そんな時にも重宝なイタリア惣菜店です。
*****K子のつぶやき@NY*****
I Love NY♡
一度は食べてみなくては!と思いながらなかなかトライできない街中フードトラックのホットドック。
ジャンク感がハンパない。
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