
Flan Pâtissier☆常備です
夫「あっ!フラン、フラン♡うまそう、これ買って!」
フランスの国民的お菓子「Flan」(フラン)に目が無い夫は、いつでもどこでも@パリでは、フランに大きく反応する。
家庭的なお菓子なので街中の普通のブーランジュリに大概並んでいます。
K「聞いて驚け!このお店のフラン、かなり不味いから」
夫「え…」
K「もしかしたら今は美味しくなってるかも?だけど、昔語学学校の帰りに食べたのはひどかった」
(遠い目をして話しだしたケーコ)
K「もうほほほぼ20年ぐらい前になるけれど、朝から6時間のフランス語レッスンに疲れて、頭も体も糖分を欲しまくりのヘロヘロ状態でここでフランを買ったのよ。それでリュクサンブール(公園)で食べて元気だそう!と思ったのに、美味しくなくて益々落ち込んで、ビューっと秋風に吹かれて更に落ち込んだっていう思い出フランです」
夫「そんな思い出が…」
K「「ま、このお店がずっと存在してることにも驚きですけど。経営が変わってる可能性大」
K「とにかく食べ物の恨みは(思い出は)根深いです。私の場合、美味しいものよりマズイものの方が記憶に刻まれやすいのかも?!」
夫「でもフランってそんな不味くなる?どうやって作ってもそれなりの美味しさになるものじゃないの?」
K「いやいやいや、味しねぇ&昔の(幼稚時代に使ってた)糊みたいなプルプルしてるだけのもあるよ」
夫「・・・。わかった。じゃ、こっちのギモーヴにする」
フランの双璧!? ギモーヴも夫の大好物だった。
K「ノン! フランが不味いところに美味しいお菓子無し。ここで買うのはやめといた方がいい」
夫「ケチ子…」
そういえば最近夫からはケーコではなく、ケチ子と呼べれること度々だ。The 心外。
美味しくない思い出が蘇ってしまったので、お口(目)直し?に秋晴れのJardin du Luxembourg(リュクサンブール公園)をどーぞ↓
K「私のここ1年間でのNo.1 フランは、Bontemps Pâtisserie』(ボントンパティスリー)のもの♡」
(関連記事→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/17bontemps-patisserie.html )
(以下2枚の画像はBontemps Pâtisserieオフィシャルサイトより)
ちなみに只今絶賛(!)発売中の季節限定のモンブランも素晴らしい♡
これについてはまた後日。
夫「じゃ、(フラン)買ってきてよ」
K「それがだね、いずれのお店もうちからちょっと遠いんだよね」
夫「フランならどこのでもいいよ。こだわらないんで」
K「じゃ、自分で買いなはれ」
と言ったら買ってきた。
K「それどこで買ったの?」
夫「ピカール♬」
冷凍庫をチェックすると更に2箱も出てきた。
K「こんな2個もいる…?」
夫「食べたい時にそこにあるってのが重要。ピカールは常備できるから便利〜♬」
K「なんか忙しい主婦みたいなコメントだね」
*****おまけのパリ*****
先週末からルーヴル美術館やヴェルサイユ宮殿での爆破予告やリヨン駅での不審物発見などの物騒なニュースが続くパリ。
日本からは地理的にも中東は遠いので問題意識も遠目に感じがちですが、パリにいると中東やアフリカがグッと近いことを感じます。
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