Lammas☆夏チーズ
春はあけぼの、夏は夜、秋は夕暮れ、冬はつとめて。
と清少納言は詠んだけれど、ケー小納言(私)なら、
春はフレッシュ&白カビ、夏はシェーヴル&ブルビ、秋はウォッシュ、冬はハード&ブルー。
チーズであーる。
なんてすっかり古典文学から離れた食いしん坊な話なのですが、、フランスのチーズを知ってから四季折々のフロマージュを堪能するようになりました。
このブログでは毎度書いていますが、専門店またはマルシェ@パリで求めるチーズの美味しいことと言ったら!!
とにかく種類豊富なので、それぞれのタイプを季節ごとに楽しめますが、個人的には夏は、特にシェーヴルタイプに惹かれます。
東京生活中、パリ暮らし気分で出かけるのは、これまたお馴染みの「LAMMAS」(ランマス)六本木ヒルズ店。
(関連記事→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/vol2-2.html )
とはいえ、コロナ禍を経てパリ東京行ったり来たりを再開してからは、足を運ぶ機会は減ってしまい、伺うのはとても久しぶり♬
コンパクトなお店ではあるものの、フランスに限らずイタリア、イギリス、オランダ、スイス、スペイン、ノルウェー(!)など、フランス・イタリア以外は私には珍しく初見、初耳なものも多く、興味深くそそられます。
6ヶ月、18ヶ月熟成のミモレット、超熟なエポワス、バスク地方に行きたい!な気持ちになるオッソーイラティ、etc。
クリスマスに食べたくなるスティルトン、ハート型が可愛いヴィンテージチェダー、ウイスキーやビールにとてもよく合うゴーダのクーレオ、etc。
あら♡何気にマロングラッセも美味しそう!
チーズにマロングラッセを合わせたことはないけれど、これは是非この秋冬にトライしてみたい食べ方です。
気になりながらもまだ一度も食べたことがない、こちらのパテ・アン・クルート(pâté en croûte)は、2021年の世界大会の優勝作品。
さて今回のチョイスは、まずはお目当てのシェーヴルとして「CROTTIN DE CHAVIGNOL」(クロタン ドゥ シャビニオル)。
そして「CAMEMBERT DE NORMANDIE」(カマンベール・ド・ノルマンディ)。
遊びに来てれたNくんとの食後にいただきました。
私の好きなシェーヴルと日本のスーパーで買うカマンベールとは違うよ〜食べてみて!と思って出したのですが、Nくんの反応はいかに?!
N「シェーヴル、旨いです!!おかわりです。でも、カ、カマンベールは、、、キッツイ。すごい匂いですね。赤ワインないとダメかも」
夫「でしょ。最初食べると驚くよね。日本で普通に食べ慣れてるものと大違いで衝撃だよね」
K「私たちもパリで最初にチーズの何に驚いたかって、カマンベールのギャップ!」
N「これ、、美味しいって思えるようになるんですか?」
夫・K「なる!」
N「想像できません...」
どうやら臭うまチーズはハードル高め?!
*****プチっとトーキョー*****
ランマスではなく、とあるお店でトリュフ入りペコリーノを買ってみた。
トリュフはあまり香らず、羊のミルク感もうっす。
期待値高めだっただけにガッカリ〜。
そんな日もある。
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