Le Bouton☆Noëlの味
今夜は何がいただけるのかな?と足取りも軽く、いや、もはや腹ペコ一目散で競歩のようなスピードでやって来たフレンチビストロ『Le Bouton』(ルブトン)。
(関連記事→https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/le-bouton-4.html)
席につくや、いつも通り前のめりでシャンパンを飲みながらメニュー検討♬
フレッシュなマッシュルームって美味しいよね〜と感じると同時に一瞬パルミジャーノと思ったチーズは「ロディジャーノ」。
<静岡ホワイトマッシュルームのサラダ、ロディジャーノチーズ>
ロディジャーノチーズはパルミジャーノ・レッジャーノの原点と言われる1000年以上の歴史あるチーズなのだそう。
パルミジャーノと違って、熟成が進んでも塩味が濃くなる事がなく、風味が増すので食べやすく、パルミジャーノの香り、グラナパダーノのしっとり感、両方のいいところを兼ね備えたのがチーズだと。
続く冷菜は、ケーキのような立体感でお目見。カリカリベーコンが絶妙のマッチ。
<十勝ポロネギの冷菜、マスタードビネガーソース>
これは絶対に美味しい!と食べる前から確信だった、罪深い一品。
<フォアグラソテーの安納芋、白トリュフはちみつソース>
シンプルに、そして真正面からいただくフォアグラは我が家にとってはパリの Noël(ノエル=クリスマス)の味☆
パリ東京行ったり来たり生活スタート後の10間年ぐらいは、毎年ノエルはパリで迎えていました。
そこで楽しみに食べていたのが、フォアグラ。
普段はパテなどでカジュアルにいただくけれど、ノエルでは気持ち贅沢にフレッシュなものをフライパンでサッとジューッと焼いて。
初めてトライした時は焼き方がわかず、どんどん溶けて一欠片のバターのようになってしまったけれど。。
<北海道王様しいたけのソテー、鴨の生ハム>
ここではもう説明は不要?!な毎度いただく一皿。
<江戸前穴子パイ赤ワインソース>
メイン料理の付け合わせに選んだのは、トレヴィスだったのですが、目の前のトレヴィスにちょっとびっくり。
というのも、これまでずっとトレヴィスは丸ごとパープル、紫色だと思っていたのですが、一番外側は普通のキャベツのように緑色だということ。
緑色の中から現れる紫の様子が新鮮で。
<北海道エレゾ鹿の赤ワイン煮>
裏メニューからのチョイスのシメは、ナポリタンに。
ナポリタンを食べる度に我が家で巻き起こるハム派orソーセージ派論争。。
この日突然持ち上がった「シャウエッセン」ありかも論。
結構な大人になるまでシャウエッセンは本場ドイツ発のソーセージだと思っていたのですが、日本ハムが1985年に開発・発売したソーセージブランドなのだと知った時は、ちょっとした驚きでした。
「シャウエッセン」という名前は、ドイツ語の「Schauen」(見る)と「Essen」(食べる・食事)を組み合わせた造語で、"見て食べて楽しむ"という意味が込められてるそう。
今度ドイツ人の友人に食べてさせてみようと思ってます。
さて、デセール。
この季節しかいただけないと思うと、やはり今年も食べておかねば!と栗パイをチョイス。
添えるお好みアイスは、マルカルポーネに。
熱々パイと冷たいアイスのハーモニー♬
我が家が年末年始をパリで迎えることをやめた理由は、お正月。
年を重ねたせいか?日本のお正月がなんとも幸せで、愉しく、初詣で&お節、ぬくぬくしながら見てしまう正月番組などが改めて好きになりました。
*****プチッとパリ*****
ある日、街中に巨大ソファ。
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