Comme d'habitude 〜パリ・東京行ったり来たりblog〜

London broil☆なぜロンドン?!

今年のスキーバカンス中のある日のランチでのこと。

夫「うわっ!London broil(ロンドン・ブロイル)っぽいこの料理、めちゃくちゃ懐かしいんだけど」

K「んーー、柔らかいけど肉質的にはパッサパサ。ソースのお陰で食べやすく美味しくなってるけど」

夫「それでいいんだよ。僕にとってはアメリカ留学時代の思い出料理♡」

なんかしんみり噛み締めてるぞ…。そして、

夫「うちでも食べたい!」

K「時間のある時にね…」(と、その場は流した)

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そんな時間のある日は、新コロナのせいで思いの外早くやってきた。

London broil(ロンドン・ブロイル)なる肉料理、当然ロンドン発だと思ったのですが、どうやらロンドンとは無関係で、アメリカ発らしい。

牛の肩やわき腹肉などの脂身がほとんどない無いような赤身の硬い部位のお肉をマリネして焼いて薄く切って供されるもの。

という訳で、レモン汁、ウースターソース、メイプルシュガー、ガーリック、そして塩胡椒で一晩マリネ。

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お肉は、フランク(外バラ)かトップラウンド(ウチモモ)にしようと思ったのですが、ちょっと贅沢にリブロース(オーストラリアビーフで、しっかり赤身)。

フライパンで焼く。

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その後オーブンで焼きまして、

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アルミホイルで包んで休ませることしばし。

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その間にグイグイ進んでしまったのが、これまた家飲みコスパ高なテーブルワイン。

イタリアのCantina Tollo(カンティーナ・トッロ)Montepulciano d'Abruzzo Riserva(モンテプルチャーノ・ダヴルッツォ リゼルヴァ)

チェリー系の果実味豊かで、ほんのりスパイシー、タンニン控えめでやや甘みも感じられ熟成感もある。

イタリアワインガイド『ガンベロ ロッソ』で3年連続最高賞、またコストパフォーマンス評価のアスタリスクマークも獲得と知って納得。

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いい感じに火入れできました。

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グレイビーソースをかけ、

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ブロッコリー入りマッシュポテトを添えて完成。

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赤身肉なので食べやすく、消化もいい感じでペロリでした。

それにしても『ロンドン・ブロイル』と呼ばれるようになった由来が気になる…。

☆Belle et Bonne Blogも絶賛更新中☆

KEICO

新潟県の老舗旅館に生まれ育つ。
上京、進学、就職、まさかの出逢い?で結婚し2004年渡仏。
現在は夫と共にパリ・東京を行ったり来たりな生活中☆
そんな毎日からのグルメ・ファッション・カルチャー・バカンスなどの話題を中心にブログ更新致します。

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