
グランドエピスリーのPoissonnerie☆
このブログでも何度かアップしているパリの行きつけpoissonnerie(魚屋さん)の一軒“Moby Dick”。
小さなお店なので午前中早めに行かないと欲しい食材が売れ切れになること度々。
(関連ブログ→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/langoustine.html )
残念ながらこの日も食べたいと思った白身魚は売れ切れ。
でも今夜は肉じゃない、すっかりお魚気分だ!
と、そのまま踵を返して向かったのは、ボンマルシェ(La Grande Epicerie de Paris)。
こちらの魚屋さんコーナーもあれこれ鮮魚が並び、スペース的にも広めなのでじっくりゆっくり選ぶことができるのです。
が、寒がりな私にとってはこのコーナーはかなり寒い。
売り場内の一角にはイートインコーナーもあり、ロブスターロールなども食べられるのですが、魚たちに見つめられながら寒い中食べるのは私には無理なので、足繁く通うボンマルシェと言えどその経験は未だ無し。
「いつでも付き合いますよ〜っ♡」
と、ロブスター好きな冬将軍な夫は言うけれど。。パス。
長年ボンマルシェで買って楽しんでいるものの一つがニシンのカレーソースマリネ。
そもそもオランダや北欧料理のようですが、パリ暮らしスタート当初にビストロで食べてからすっかり好きになりました。
そのまま食べて美味しいけれど、サンドイッチにしてもヨシ。
そしてこれも大好物♡
オランダやドイツでよく食される「燻製うなぎ」。
脂がしっかりなので、私はフライパンで焼きながらその脂はキッチンペーパーでちょっと押さえるようにしてます。
しっかり薫る燻製香がよく、ホースラディッシュを添えていただくと悶絶♡
この燻製うなぎに Pouilly-Fume(プイィ・フュメ)のワインを合わせたところボン・マリアージュ!
そもそもプイィ・フュメは、スモーキーなニュアンスを感じさせるし、ミネラルも豊富、柑橘のテイストもある華やかな白ワイン。
いや〜、ソムリエール・ケーコ、さすがだよ!と誰も褒めちゃくれないので自画自賛しながらしばらくキッチンでつまみ食い&呑みを楽しみました。
そしてこの日、調達した白身魚はBar(バール=スズキ)。
塩胡椒にバターでソテーするだけ簡単料理。
ちょっとだけバスク地方の唐辛子Piment d'Espelette(ピマン デスペレット)。
ボナペティ♬
パリでは肉より魚の方が高価ですし、冷凍とかではなく鮮度の良い美味しい魚となるとこれまたお店を選びます。
ひと昔前と比べたらだいぶ美味しい魚が一般でも買えるようになったと聞きますが、パリに暮らす友人(日本人)は港町で鮮魚を食べて育ったのでパリでは魚は食べられない…と自宅では一切食べないそう。
食に対して大したこだわりもない私ですが、お米だけは新潟産。
今の私のイチオシは、3年前にデビューした「新之助」。
今年の秋から一般販売がスタートしました。
従来の新潟米と比べると粒が大きめなので水分をしっかり吸い込みながら炊き上がります。
甘みとコクが素晴らしく、冷めて美味しいのでお弁当・おにぎりにもヨシ!
お米だけは譲れないので、夫が安易にスーパーで選ぼうとしたら怒髪衝天(怒りで髪が天を衝つくほど逆だち、激しい怒りの形相ね…)で突き飛ばしたくなる…。
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