
初夏のナヴァラン☆
夫「おっ♡できてる、できてる〜♬」
K「すっかりハマってるね…」
夫「だって朝のたった10分で作れて夜にはこうしてすぐ食べれる状態だよ!」
と、なんだか忙しいママの時短レシピみたいに夫が度々作っているのが先日のブログにもアップしたjambon persillé(ジャンボン・ペルシエ)風な一皿。
(関連ブログ→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/jambon-persille.html)
しかも回を重ねるごとにパセリの量が増えてます…。
と、こちらを前菜にいただいた後、冷凍食品専門店Picard(ピカール)で今回初めて買ってみたシーフードのナヴァラン“Navarin de la mer”(ナヴァラン・ドゥ・ラ・メール)を食べることに。
でも“Navarin de la mer”(ナヴァラン・ドゥ・ラ・メール)って?!
これまで私の中では「ナヴァラン」と聞けば肉&野菜。
ナヴァランは仔羊肉と春野菜の煮込み料理なのでシーフードのナヴァランとは初耳、初体験。
となると「ナヴァラン」って何?と気になり調べてみると、やはりフランス料理・ナヴァランと言ったら羊肉と野菜の煮込み料理で、その名前の由来は諸説ある中で信憑性が高いのが、「ナヴェ」(navet=カブ)を入れるから説。
ただいくつかの説の中で個人的にもしや?と思ったのは、ギリシャの港のNavarinが語源で、1827年のイギリスとフランスの連合艦隊がトルコ、エジプト艦隊に勝利した「ナヴァリノの海戦」に由来するというもの。
このピカール商品は、そんなナヴァリノの海戦、ギリシャの魚介料理からの発想なのかな…?
とか思いながら初めていただいたシーフード・ナヴァランは想像以上に美味しかった!
春の料理・仔羊のナヴァランに対して、こちらは初夏のナヴァランという感じ。
シャブリ(白ワイン)を使用したクリームソースに、アトランティックサーモン、タラ、エビ、貝柱を加えた食べるスープ。
ソースにシャブリ使用ということでワインもシャブリ、Lamblin & Fils(ランブラン・エ・フィス)のChablis Grand Cru Les Clos(シャブリ・グラン・クリュ・レ・クロ)。
よく冷えてシャキッとスキッとミネラル感豊富なワインで料理に合いました。
食後はご近所シェフOさんの皿盛りデザートテイクアウト。
今回はバスクチーズケーキ。
「バスチー」という略称ですっかり全国的に広まった感のバスクチーズケーキですが、レシピ的にどうやって作られたものがバスクチーズケーキと名乗れるのか?
そのへんはまた友人パティシエールさんに尋ねてみようと思うのですが、とりあえず私の中では上が焦げてて、しっかりテクスチャーだったらバスチー。
盛りつけるだけ、温めるだけと今日の料理に私の出番ほとんどなかった…な手抜きぶり。。
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パリの1枚。
この時期いつもメトロのDuroc駅は“ DUROCK”に。
今年もロックな“ DUROCK”なってるのかな〜?!
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