想い出のドットドレスで☆

 Long, long time agoなお話。

夫と結婚する前、つきあってた頃デート中に偶然見かけたRalph Lauren（ラフルローレン）ブラックレーベルのドレス。

マネキンが着たそのドレスを見上げて、素敵だね♡ 着てみたら？　な流れで試着。

フィッティングルームから出ると「サイズも合ってるし買いなよ！」と夫。

正直私もときめいたのですが、冷静な自分もいて、

「素敵だけど着ていく場所がないよ。友達の結婚式の予定もないし、今後あってもこの色（白）は無理。着る場所も機会もないね。でも試着できて楽しかった〜♬」

と応えて買いませんでした。

それから約1ヶ月後、夫のマンションに行くとテーブルに大きな箱が。

誕生日でもなんでもないタイミングでのプレゼントに驚きつつ、なんだろ？と箱を開けたら、もうすっかり忘れていたそのRalph Lauren（ラフルローレン）のドットのドレス！

え…と呆然としているところに、かぶせるように「ドレスを着て行く機会も場所もボクが作ります」とな。

ターラララっ、ラッララー♬ ターラララっ、ラッララー♬

と、きっと今ならOfficial髭男dismの「I LOVE... 」が大音量でBGM的に脳内に流れてきただろう。

当時は、余計なものなどないよねぇぇ〜♬なチャゲ＆飛鳥の「SAY YES」だったけど。（ついでに武田鉄矢氏も思い浮んで。←ドラマ“101回目のプロポーズ” ）

（ストール付きのドレスで透け感のある軽やかさ。生地はシルク）

これが私にとってプレゼントという点では初めてのドレス。

今ではすっかりセルフヴィンテージになってしまいましたが、想い出深いだけにこの先も手放すつもりはなく、着れなくなってもクローゼットのお守り的に置いておこうと思ってます。

そんなドレスを今回久しぶりに着たのです。

そしてあるレセプションパーティーに行って参りました。

都内のコロナ感染拡大が危惧されるこの時期ということもあり、パーティーはごく少人数で1時間ごとの完全入れ替え制。

私達も会場にいた時間は15分程度で、挨拶を済ませシャンパン1杯で退散しました。

（裾はアシンメトリーなデザイン。歩くと揺れがなかなか素敵）

今回のパーティーに限らないのですが、この手のパーティーには長居できない私達。

私は基本的に人見知りだし、夫は「食った気がしねーな。食べる気もないけど」な人なので顔を出す程度。

でも短時間とはいえ今回はこうして久しぶりに想い出のあるドレスを着ることができて気持ちが上がりました☆

K「お腹空いた…」

夫「だな。今からどこ行く？」

K「すぐ食べれて美味しいとこ」

夫「じゃ、あそこしかない♬」

K「えーーー、あそこ。っていうか、せっかく久々の想い出ドレスなんだから小洒落たとこがいいよ」

夫「予約なしは無理だよ」

K「もういいや、とにかく腹ペコなんで」

夫「じゃ、いつも通り♡」

いつからか我が家のルール？になってしまったのが、パーティーの後のラーメン屋さん。

夫「すげーな。餃子6個で220円♬ 」

K「ま、確かに。このお値段以上の美味しさ♡」

と言うわけで、周りの人にはやや不思議な目で見られてる？な気もしつつもドレスで楽しんだラーメン＆餃子に満足。

どうでもいいけど、私は冷やし中華でした。

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パリの1枚。

今月のフィガロジャポンの記事によると、この夏に海外でバカンス過ごすフランス人は8%という調査結果だそう。