Comme d'habitude 〜パリ・東京行ったり来たりblog〜

噂のいちご煮☆

今年1月、スキーバカンスにオーストリアを訪れてちょっと驚いたのが真冬の苺。

日本ではクリスマスケーキはじめフレッシュな苺を年末年始に目にすることは珍しくないと思うのですが、真冬のパリではフレッシュ苺はもちろん苺スイーツなどがゴロゴロ並ぶ季節ではないので、オーストリアの雪山スーパーに連日並んでびっくりしたのです。(去年まではなかった気が)

しかも大粒で形も美しく、まるで「とちおとめ」な。

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この地を初めて訪れた時は、こんな雪山じゃ魚料理はいまいちだろうな〜と避けていたのですが、ホテルのダイニングやレストランでいただく魚が想像以上に新鮮で美味しく驚きました。

なのでここで食べるマグロステーキにすっかりハマってしまいました。

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ヨーロッパ王室はじめ世界の王侯貴族が訪れる高級リゾート地・レッヒ村ならではなのか、なんでもない感じに売られているものがちょっとレアだったり、手にしたニット帽のお値段を見てびっくり(こっそり戻す…)、なかなか奇抜なバッグだ…と思って近づくと有名高級ブランドの限定ものだったりするのでウィンドーショッピングが飽きない村です。

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あら、、のっけから話が外れてしまったのですが、今日書きたかったのは「いちご」。

それも果物の苺ではなく、以前からその美味しい噂を聞いていた「味の加久の屋」の『いちご煮』。

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手にしたのは缶詰ですが、「いちご煮」とは青森県八戸市を中心に食されているウニとアワビのお吸い物、郷土料理。

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今回、炊き込みご飯で食べてみることに♬

ちょっとしたアレンジとしては、煮切り酒を少し加えて炊きました。

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う〜ん、なんとも美味しそう&上品な佳い香り♡

青紫蘇やアサツキを散らしても良いそうですが、冷蔵庫にあった青海苔と分葱、柚子を加えてみました。

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夫「俺のにアワビがない!」

K「子供か…。見えてないけど入ってますよ、中にたくさん」

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銀鱈の西京漬けとお煮しめを添えて和定食の完成。

ボナペティ。

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初めて食べた「いちご煮」は、生臭さや臭み、クセがなく、塩辛くもなく、上品なお味にパクパクと箸が進み、とても美味しかったです。

「いちご煮」缶、常備缶詰に確定☆

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パリの1枚。

今年は食べられなかったフランスの苺。

来年はシャンティイクリームてんこ盛りでいただきたい♡

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☆Belle et Bonne Blogも絶賛更新中です☆
<info>
味の加久の屋(いちご煮直販サイト)
 

KEICO

新潟県の老舗旅館に生まれ育つ。
上京、進学、就職、まさかの出逢い?で結婚し2004年渡仏。
現在は夫と共にパリ・東京を行ったり来たりな生活中☆
そんな毎日からのグルメ・ファッション・カルチャー・バカンスなどの話題を中心にブログ更新致します。

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