ようやくMaritozzo☆
あら、ここにもあった!
つい買ってしまったのは、DEAN & DELUCA(ディーン&デルーカ)六本木店で見つけた『Maritozzo』(マリトッツォ)。
(関連記事→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/post-1373.html )
コロナ禍ですっかりイタリアも遠くなってしまった中で、ローマやミラノのバールで頬張るシーンを彷彿させる「マリトッツォ」。
この春は、そんなお菓子なパンに心ときめかされておりました。
サンドするクリームは、カスタードクリームと泡立てた生クリームを混ぜた「ディプロマットクリーム」。
『Maritozzo』(マリトッツォ)という名前の由来は諸説あり、
Marito(マリート=イタリア語で夫の意味)が、ベッドでまだ寝ている愛する妻のために買いに走った朝食パン説、
婚約者に贈る習慣として夫から妻に贈られ、プレゼントされた未来の花嫁たちは、贈った人を「夫」の俗称「マリトッツォ」呼んでいた。しかも贈る際には中に指輪や宝石を忍ばせていた説。
(なんてロマンチック!でも誤飲したら大変だよ…。それに宝石がクリームまみれなんて嫌だわ。ダイヤだったら歯も欠けそ〜と現実的には思うけど、結婚前はロマンチック上等っ?!)
古代ローマ時代に男性が結婚したい女性に贈っていたパン説、などなど。
いずれにしてもクリームたっぷりで甘いルックスの女子が好きそうなお菓子なパンを男性から送るとは、なんともイタリア的♡
さて、日本で初めていただいたこの「マリトッツォ」は、生クリームの下にアンズジャムが入っていて甘酸っぱいお味でした。
K「美味しい♡」
夫「クリームは美味しいけどブリオッシュは普通」
K「・・・。」
K「いやいや現地より繊細で美味しい気もするよ」
夫「俺はジェラートサンドの方が好き」
K「あ~、Brioche con Gelato (ブリオッシュ コン ジェラート)ね!」
いずれもまたいつかイタリアの空の下で頬張りたいですが、それまでは日本であれこれイタリアンスイーツにトライしてみようと思います。
それからマリトッツォの近くにあったので、ついでに買ったのがパティスリー『à bonne heure』(アラボンヌー)の「バニラロールケーキ」。
パトロールエリアのDEAN & DELUCA(ディーン&デルーカ)で買えるとは知りませんでした。
最近知ったのですが、DEAN & DELUCA(ディーン&デルーカ)は店舗によって販売している商品が微妙に違うそうで、こちらのロールケーキは私は初めてでした。
K「生地しっとり、クリームたっぷりで美味しい!!」
夫「マリトッツォより旨い」
ん?どうやらマリトッツォに対して厳しいうちのマリート。
K「今日から人前では夫じゃなくてマリートって呼ぼうかな♬」
夫「やだ…。前から気になってたけど逆に君は人前でなんて呼ばれるのが一番comfortableなの?奥さん、妻、カミさん、うちの、ハニー、愚妻?」
K「愚妻は有り得ないだろ」
この後の会話は延々と続いたので割愛。
良妻としては、この日最後に夫用にこれまたロールケーキの近くにあった『松之助』の「キャロットケーキ」も買って帰宅。
夫「甘過ぎなくていいね」
マリートご満悦。
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パリの1枚。
5月半ばから美術館も再開されるそうですね\(^o^)/
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