
峠のおやき☆なかざわ
引越で疲れ果て、その疲れを癒すべくマッサージや鍼灸、ポチッとネットショピングもしたけれど、心身共に元気回復!となったのは、友人AAご夫妻のmaison de campagne、山の家へのお招きでした。
という訳で五月晴れの中、いざ関越道を北上。
夫「富士山だ!」
K「え?本物?なんとか富士とかいうヤツじゃないの?」
夫「いや、ちゃんと富士山だ」
K「このあたりから富士山が見えるとは知らなかった!」
流れる景色の新緑の緑に心奪われ、どんどん気持ちが清々しくなってきた~。
この橋は、渡るたびにフランスの田舎ドライブ旅行を思い出します。
前や横を走る車の多くはキャンプ、アウトドアの道具がぎっしり積み込まれたものが多く、皆さん密を避けながら空気の良いところ、自然を求めて移動して行く様子。
長引くコロナ禍で心身共に健やかにポジティブであり続けることはそう簡単ではないですが、それぞれ感染対策をしながら色々と試みは大事かな…と感じます。
東京はじめパリの友人、知人達もこの1年で田舎に別荘がある人たちは、そちらで過ごす時間が増えたと聞いています。
我が家もしかりですが、なるべく地元の人の迷惑にならぬよう毎回大きなクーラーボックス2個にぎっしり食材を詰め込み、現地では自宅周辺で静かに過ごしています。
できる限りのコロナ対策をし、途中のSA休憩もトイレ休憩のみとし人混み回避でAAご夫妻のお宅へ向かいました。
夫「なんの花?」
K「桜っぽい!」
東京ではすっかり終わってしまった桜ですが、信州ではまだ咲いていました。
桜だけでなく梅や桃の花?などもあちこちに咲き、そこにはまだ春がありました。
浅間山には雪。
でも五月晴れの春の雪なので寒々した印象はなく、なんとも穏やかな様子。
さて、今回AAご夫妻と立ち寄ったのが峠にある、名前もそのままに『峠のおやき・なかざわ』。
グルマンなお二人があれこれ食べて「これは!」と思ったという「おやき」のお店。
あまりおやきそのものに大感激したことはなかったのですが、去年AAご夫妻が囲炉裏ピッドで焼いてくれたものが超絶美味しくて!
(関連記事→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/post-1250.html )
そのおやきが、このお店のものだと。
(本店・なかざわ商店は上田市にあるそう)
という訳で今回もいくつか買うことに。
夫「俺、これ!!」
相変わらず即決です。
地元のブランド「奏龍味噌」と地元産「信州太郎ぽーく」を使い、野沢菜入りでおやきに仕上げられた「みそぽーくまん」。
ちょっと気になったのは、寒天大福。
東京への帰り道なら迷わず買うところですが、今回は我慢。
というのも今回の一番のお目当ては『揚げ団子』。
みたらし団子のような串刺しの団子を揚げたもので、これは食べたことがない!
4本お願いすると、お店の方がその場で揚げてくれました。
ランチ前につき揚げたてを食べたい気持ちをグッと堪えて。。
そしてディナーの後に温め直していただきました。
旨っ!!
絶妙な甘じょっぱさで、私の中では団子としては新食感、新感覚なクセになりそうな美味しさ。
そしておやきは、4分1カットでちょっとずつ色々。
一口サイズだと飽きずにいただけるし、やっぱりこのおやきは美味しい!!
こうして始まった信州の春ステイ、どんどん引越し疲れが身体から消え去っていきました。
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パリの1枚。
カフェの営業再開が待ち遠しいですね〜。
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