
タラタタ☆美味パスタが食べたくて
自宅でも頻繁にパスタ料理を食べていますが、ちょっと飽きた…?!
新しい刺激も欲しく、レストランの、プロの、美味しいパスタが食べたい!
と言うわけで渋谷区広尾にあるパスタハウス『Taratatà』(タラタタ )へ。
(関連記事→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/taratata.html )
キーンと冷えたスプマンテで乾杯☆
それぞれの席には消毒スプレーが置かれ、他のお客様との距離も十分取られ、この日のお客様は皆さん2人組。
東京都が新型コロナ特措法に基づく「まん延防止等重点措置」として重点措置区域で飲食店等へ酒類提供について示したルール、「グループ2人以内」「お酒は午前11時〜午後7時」「滞在時間90分以内」が守られた店内で皆さん静かに食事を楽しまれていました。
イサキのタルタルとパッションフルーツがスプマンテに合う♬
さて、蒸し暑かったこの日、どんな白ワインを選ぼう?
すると、田淵秀介シェフがズラっとオススメを並べて1本ずつその特徴をわかりやすく説明してくれました。
選んだのは、この中で最もドライだというサルデーニャワイン☆
冷えていた最初は青リンゴやピーチのさっぱりと感じましたが、後味の収斂性がしっかりしていて確かにかなりドライな味わい。
温度が上がってくるにつれて蜂蜜やトーストのような香ばしさも出て厚みのある豊かな味に変化しました☆
アオリイカと夏野菜をピリ辛なンドゥイヤ味で。
これまた暑い日にはぴったりの夏らしい一皿。
この時期美味しいアナゴもいただきたく、茗荷、オリーブ、ケッパーソースのアナゴのフリットはカラッと揚がって旨っ!
腹ペコでやってきて、やっと気持ちも胃袋も一息ついたところで壁を見上げると、
あら!Gault&Millau(ゴ エ ミオ)だ☆
日本2021年版にこちらのお店が、カジュアルに美味しく楽しむことができるレストラン「POP部門」に選ばれたとは存じませんでした。
今更ですが、おめでとうございます!!
Gault&Millau(ゴ エ ミオ)は、2人のフランス人ジャーナリスト、 アンリ・ゴ(Gault) とクリスチャン・ミヨ (Millau) が 1972年に刊行したパリ生まれのレストランガイドブックです。
私達夫婦のパリ生活がスタートした当初、パリのレストラン事情など全く知らない中で最初に買ったのがこのガイドブック。
ミシュランガイドとはまた違った切り口に感じられ、同じレストランに対する記述や評価の違いを比較するのも楽しく、当時は同じ辞書を使って読むにしても、つまらないフランス語教材を読むより俄然面白く、地方の名店の記事を読めば「いつか行きたい!」と想像力も膨らみました。
さて、今回の主目的「パスタ食べたい!」。
一皿目は、枝豆のペペロンチーノ。
シンプルに枝豆の甘味と風味豊かなペコリーノチーズを楽しみました。
2皿目は、聞くからに見るからにハイカロリーだけど間違いなく美味そう!と思った発酵バターとカラスミパウダーのパスタ☆
う〜っ♡これは、罪深い美味しさ。
バターをこんなにしっかり食べていいのか…しかも魚卵なカラスミと一緒に…と頭で思ってることに反して口に運んだ途端、幸せな気持ちに\(^o^)/
溶けたバターにカラスミが混ざり、パスタに絡む絡む。
K「やばい、もう少しで入店から90分。急いでドルチェをオーダーしないと!」
夫「食べる気??」
K「もちろん!」
夫「バターパスタをがっつり食べたからデザートはやめておいた方が…」
K「弱気〜。いつからそんな気弱な男になったんですか?」
夫「・・・。」
いまいち乗ってこない夫を無視してカンノーロをオーダー。
ゴロゴロとナッツ入りで、すっかりシチリア気分♬
でもすっかり満腹。
K「ドルチェは欲張りだったかも…」
夫「だから言ったのに。カロリー消費のために歩いて帰ります」
K「罰ゲーム…」
という訳でお腹をさすりながら歩いて帰宅。
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パリの1枚。
リュクサンブール公園の木陰、水辺は読書スポットで、季節の良い時期は本を片手に出かけてます。
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