Acqua Pazza☆
お目々ぱっちり、睫毛がなくてもインパクト!?
その大きな目に惹かれて今夜はコレに決まり。
K「キンメの目が好き。綺麗で黒目がちでカワイイ!」
夫「深海魚だからね…」
名前の由来は、その名の通り「目が金色」であることから名づけられたという金目鯛。
おめでたいカラー、赤が好きな私としては、そのボディも含めてとても好きな魚です。
ご存知の方も多いと思われますが、金目鯛は「鯛」ではありません。
「真鯛」や「甘鯛」はタイ科ですが、金目鯛は「キンメダイ科」で深海魚。
鯛のような赤色の体色をしているので、そう呼ばれるようになったそう。
そんな金目鯛を見ながらまずはオーブンでセミドライなフルーツトマトを作ることからスタート。
こうするとトマトの甘みと旨みが一段とアップ。
アサリの砂出し。
元気なアサリで塩水に入れて早々にピュピュッと水しぶきをあげながら砂を吐いてました。
そしてブラックオリーブ、アンチョビを刻んで久しぶりに大好きなイタリア・ナポリ料理「Acqua Pazza」(アクアパッツァ)作り。
新鮮魚介の他にはトマト、ニンニク、オリーブ、パセリなど簡単に揃えられるもので作れる簡単料理なので我が家では定番メニューのひとつです。
パリのキッチンでも魚料理では食卓登場頻度高し。
(関連記事→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/acqua-azza.html)
まずは金目鯛に焼きめを。
焼き魚をする際にフライパンにクッキングシートを敷いて作ると焦げつかず魚も返しやすく(洗い物も楽)とTVで見たので今回はその手法でやってみました。
なるほど、確かにひっくり返しやすい!
って、、あら、、皮が剥がれてしまったけど…。
アサリが開いたところでトマトやオリーブなども入れ、お水少々&白ワイン。
風味づけの香草としては、今回はパセリではなくバジル。
あとは、毎度ラテンなノリ?で「パッツァ!パッツァ!」(暴れろ、煮えろ!)と声に出して待つだけ。
キレイに取り分けられないので、、お鍋ごとテーブルにドン!と漁師飯風に置いたらボナペティート。
これに我が家のソムリエール(私)が選んだ1本は、イタリア・シチリアの白ワイン、Feudo Arancio(フェウド アランチョ)のInzolia(インツォリオ)。
ミネラル感とレモンなど柑橘フルーツ味が際立つ、さっぱりと飲みやすいお味。
何より驚いたのは、そのお値段。約1,000円。
1,000円でこの味が出せることに感心しながら、ゆっくり味わって飲むというよりゴクゴクと飲めてしまう軽さ、カジュアル感が蒸し暑い日などにはぴったりなワインという印象です。
シンプル料理&コスパワインを楽しんだ夜でした。
*************
パリの1枚。
秋の早いパリではセーヌ川沿いももうこんな緑ではなく、ぼちぼち紅葉している頃でしょうか…。
ARCHIVE
MONTHLY