真鯛のクネル ・ア・ラ・リヨネーズ☆
行ったり来たり生活も忙しくなり、以前のように東京のレストランにはなかなか行けなくなってしまいました。
という訳で久しぶりに、今年初めて伺った大好きビストロの『Le Bouton』(ルブトン)。
(関連記事→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/post-1710.html)
コロナ禍でなかなかパリに行けず、フランス味恋しや…と思っていた頃に度々救われた一軒☆
<自家製パテ・ド・カンパーニュ、リエット、鹿のサラミ、ロースハムの盛り合わせ>
<根セロリとカラスミのサラダ>
私にとっては、根セロリもかなりフランス味、パリ生活を思い起こす食材。
こんな風にカラスミで和えるのも美味しいので、是非これは家ごはんでも真似たい一品でした。
<クネル ・ア・ラ・リヨネーズ>
さてさて、この日テンションが急上昇したのは、このリヨン名物な魚のすり身料理。
魚はカワマスを使うのがオーセンティックですが、こちらのクネルは真鯛☆
ぷっくりふんわりな真鯛クネルに、アメリケーヌソース、熱々のグラタン仕立てのこの一皿に悶絶♡
K「うまっ!!」
夫「ほら、選んで正解!さすが俺」
K「さすが俺かどうかは別としてだね、こんな美味しいの何年ぶり?!正直なところクネル って、そのものは淡白で味気ないことも多くて、普通にハンペンだなと思ってたけど、これは真鯛なこともあってこれだけも美味しい」
K「で、知ったね。この料理はソースが肝、真髄なのかも」
夫「つくづく美味しいものを選んで正解な俺」
いまいち会話が噛み合っていないが、美味過ぎておしゃべり止まらず。
そしてコムダビメニューな<天草ヒラスズキの菜の花のパイ包み>に舌鼓。
この日、2羽限定だったフランス産<カイユ・ファルシー>。
ウズラです。
ポルトソースがキレイなお味。
この日もワインは、料理とのペアリングでいただきました。
ウズラが美味しかったことに加え、特筆すべきは付け合わせのキャベツの甘さ、ジューシーさ。
中には何もなくキャベツを巻いてローストしただけということですが、キャベツそのものの美味しさをおもいきり引き出した感じで。
<牛頬肉の赤ワイン煮>
シメの裏メニューを我慢してのチョイス。
<あまおうのサクサクミルフィーユとキャラメルアイス>
ルブトンファンになった理由はたくさんあれど、デザートメニューが充実していることも然り♡
ただいつも満腹で、噂のプリン・ア・ラ・モードに辿り着けず。
これまでのような頻度で通えませんが、東京生活中はなるべくお邪魔したい『Le Bouton』(ルブトン)です。
*****おまけの*****
眼下に東京湾。
パリに向かう時はいつもとびきりの青空。
ARCHIVE
MONTHLY