
東急歌舞伎町タワー☆エヴァンゲリオン ビヨンド
☆東京ブログ☆
新宿に来たのは何年ぶり??
前回来たのが全く思い出せませんが、もっとそれ以上に私には馴染みがなく、これまでの人生で通りかかったのは数える程度なエリアを目指しました。
あれだ!と、すぐわかったそのタワー、その場所は、新宿・歌舞伎町。
この春、東急歌舞伎町タワーにオープンした新劇場「THEATER MILANO-Za」のこけら落とし公演『舞台・エヴァンゲリオン ビヨンド』鑑賞のため訪れました。
そのタワーに辿り着くまでの街の様子もカラフルで喧騒で外国人の方がとても多く、ここが日本?まだまだ私など知らない東京、世界があることを思い知る…そして思わず頭の中に流れてきたのは、
♬蝉の声を聞く度に 目に浮かぶ九十九里浜
皺々の祖母の手を離れ 独りで訪れた歓楽街♬
♬ママは此処の女王様 生き写しの様なあたし
誰しもが手を伸べて 子供ながらに魅せられた歓楽街♬
どうでもいいことだけど、椎名林檎さんの歌う「歌舞伎町の女王」は会社員時代ケーコのカラオケのオハコだった。
そんな鼻歌が終わる頃、到着した東急歌舞伎町タワー。
そびえてる〜っ!
1〜5階は「エンターテインメント&レストラン」フロアで、わちゃわちゃに賑わい、これが The歌舞伎町な雰囲気!?
全く馴染みと興味ないゲームセンターフロア等は素通り…。
さて、日本の大人気アニメーション作品「エヴァンゲリオン」ですが、私自身は特別なファンではなく、これまでに劇場版作品を2作観た程度なので、全く「エヴァンゲリオン」の魅力は語れないのですが、今回の鑑賞のきっかけは、お芝居好きとして新しいシアター「THEATER MILANO-Za」を体験したく足を運んだ次第。
6階にある劇場に着くと、「お好きなものをどうぞ」と選べるペットボトルホルダー付きの、本公演オリジナルラベルのお茶(伊藤園)をいただきました。
私はピンクをチョイス☆
やや小ぶりのこのサイズは持ち運びに便利そうなので、暑い夏の熱中症対策に使いたいと思います。
いただいたお茶を片手に、興味津々の新劇場「THEATER MILANO-Za」へ入ると、その大きさにオ〜っと。
天井が高く、最上階の3階席は劇場としては、かなりの高さ。
1階席:612席、2階席:148席(バルコニー50席)、3階席:147席(バルコニー18席)で合計約900席。
(THEATER MILANO-Za公式サイトより)
(Za Bar:お酒やソフトドリンク、軽食がいただけるカフェ&バー↓)
観劇した『舞台・エヴァンゲリオン ビヨンド』は、エヴァンゲリオンのあれこれを知らなくても楽しめる、わかりやすいストーリーでした。
ざっくりなストーリーについて、公式サイトより引用↓
15年前、世界各地に謎の「侵略者」が出没。
日本のある集落には隕石が落下、巨大なクレーターが出現、大きな被害をもたらした。
そこから人類の敵「使徒」が出現したとの公式発表が報道される。
使徒に対抗するため、特務機関「メンシュ」最高司令官、叶サネユキ(田中哲司)は部下の桜井エツコ(宮下今日子)とともに 四体の兵器『エヴァンゲリオン』を開発。
サネユキは自らの息子トウマ(永田崇人)をパイロットとしてエヴァンゲリオンに搭乗させる。
幼い頃に巨大隕石事故で両親と故郷の集落を失ったイオリ(石橋静河)は、使徒がその惨劇を引き起こしたと信じ、使徒を倒すためメンシュに参加。
現在は現場指揮官として前線に立っている。
イオリのもとへ、ヒナタ(坂ノ上茜)、エリ(村田寛奈)、そしてナヲ(板垣瑞生)ら少年少女も秘密裏に配属され、彼らには任務の証としてブレスレットが与えられた。
ある朝。中学の教室にいるヒナタ、エリ、ナヲのところへトウマが現れ、彼は「僕らがやってることのすべては嘘の上に成り立っている」と言い残してブレスレットを外すと、この世界から「消失」する。
トウマの生死がわからず、それぞれに動揺する残された少年少女たち。
感情をあらわにしないサネユキ。
イオリの前に大学時代の恋人だったソウシ(窪田正孝)が現れる。
ソウシはイオリのことを気遣いつつ、エヴァパイロットが通う学校の臨時教師になったことを告げる。
次々と襲来する使徒、パイロットたち少年少女の思いは様々に揺らぎ、思いはすれ違っていく。
そして現場指揮官であるイオリも、自らのパイロットたちへの対応に疑問を持ち悩む。
そして三度目の使徒襲来で起きた意外な出来事を通じ、人々の心は大きく動き始める。
真実が次々と明らかに、そして驚くべき結末へと向かっていく。
本作の原案・構成・演出・振付を手掛けたは、演劇、バレエ、コンテンポラリーダンス、オペラ、歌劇などの演出・振付でも幅広く活躍中の振付家であるシディ・ラルビ・シェルカウイ氏。
個人的感想としては、環境・自然現象や災害と人間との関わり、どんな理由であれ、やられたらやり返すを繰り返していては負の連鎖にしかならないこと、若いうちから自分で考えることの大切さ、それを行動にうつせる勇気など、約2時間半の舞台の中で感じ、響くことは色々でした。
また、シンプルな舞台装置を組み替え、反転させながら映像を駆使し、舞台上の役者さん達はワイヤーで宙を飛んだり、文楽のような人形を使っての戦闘シーン、コンテンポラリーなダンス表現もあり、とても斬新でユニークな現代舞台芸術を堪能することができました。
*****おまけのパリ*****
パリのお土産にRitz Paris Le Comptoir』(リッツ パリ ル コントワール)で、マドレーヌが香るアロマキャンドルはいかが♡
ARCHIVE
MONTHLY