ル ブトン☆繋がるご縁を大切に
☆東京ブログ☆
あちこち行ったり来たりな日々ですが、東京に戻ってまず食べたいフレンチは、『Le Bouton』(ルブトン)。
(関連記事→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/post-1734.html )
という訳で今回も楽しみにお邪魔したのですが、その数日前から私は友人との女子会ランチ場所探しをしていて、検索していたら、たまたま自分の過去ブログ記事を目にしてびっくり…!
この人って!
もしやIさんじゃない?!
ズームして確認。
やっぱりIさんだ!
ルブトンで杉山シェフのもとで、いつも気持ち良いサービスと美味しいお料理をサーヴしてくださるIさん。
改めてそのブログ記事が、いつのものか確認すると2015年。
え〜、8年前!
というわけで、そんなお話をIさんにしながらのルブトンディナー。
<冷菜:本マグロのタルタル>
お肉のような絶品本マグロに感激。
こんな風に過去に知らないうちに出会っていて、それからの再会って結構ある出来事なんだろうと思います。
場合によっては、それが運命の人だったり、宿命だったり。
もちろんIさんとは恋愛云々ではないけれど(笑)、改めて人と人との「ご縁」のようなものを感じ、思う今日この頃なのです。
<冷菜:シロセンマイとクレソンのサラダ>
シロセンマイの食感、歯ごたえ楽しみながらさっぱりいただく。
ご縁がある人とは、どんなに避けても逃げても巡り巡って出会うようになっているし、逆に縁がないと、どんなに願っても、乞うても続かない、離れてしまうから面白い。
そんなこんなもこの年になったからわかるような気もするけれど…。
若い頃は、縁なんて自分で結ぶものだと思っていた。投げ縄のように。シュパっとね〜。
でもいつからか無理しないようになったというか、縁がない人や物、場所には執着しない、拘らなくなりました。
<温菜:地蛤 エスカルゴバター焼き>
立派なハマグリでした。
人に限らず、暮らしやモノにもご縁を感じます。
私には失くしても失くしても手元に戻ってくるものがいくつかあります。
逆にほんの不注意で、一瞬で手放すことになったものも。
<温菜:トリッパ鶏白湯>
グツグツ熱々で登場。
まさかこの街に暮らす日がくるなんて思いもしなかったのに、振り返れば、そこまでにいろんな伏線人生があって導かれたような気がする場所があったり。
トリッパを塩煮込みなパイタンスープでいただくのは、初めて。
そういえば、昔暮らしていた街に大好きなパティスリーがあったのですが、移転のため閉店。
偶然その後すぐ私もその街を離れることになったのですが、引っ越した先の新しい街の、おもいきりご近所にそのパティスリーが。
結果的には引っ越し前より更に近くなり、ますます好きになり通うことになったのでした。
<温菜:天草スズキとほうれん草のパイ包み ソースショロン>
これ絶対旨いやつ〜♬ これ絶対旨いやつ〜♬
<メイン:沖縄豚のプティサレ>
サイドメニューに選んだ春キャベツロールとレンズ豆、どちらもいいチョイスだったわ!と自画自賛。
脂身が外カリカリ、中はねっとりソフトで、そのコントラストが絶妙。
杉山シェフがサラリと話してくれたのですが、一度茹でてから焼いているそう。
その技、真似したい!
<シメ:ナポリタン>
別腹にしっかり収まる美味しさ。
ところで、こちらの店名であるフランス語の「Le Bouton」は、日本語で「ボタン」の意味です。
店名由来には、「人と人とを繋ぐ場所でありたい」という想いが込められているそう。
私自身は、社交的ではないので友達は多くはありませんが、これからも大事にしたい人を大事に、縁あって繋がった人やモノを大切にしようと誓ったルブトンの夜でした。
<デザート:エスプレッソのコーヒーゼリー>
自家製練乳をたっぷりかけて。
コーヒーゼリーの美味しさ、大人になってから知りました♡
*****おまけのパリ*****
テラスが気持ち良い季節☆
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