
熱海☆伊豆山神社
☆熱海ブログ☆
『來宮神社』(きのみやじんじゃ)に続いて訪れたのは、同じく熱海市にある『伊豆山神社』(いずさんじんじゃ)。
伊豆の地名の発祥地で、 源頼朝と北条政子が結ばれた場所♡
ということで、縁結びとしても有名な神社です。
そのスタートは、長〜い約800段の石段を上がるのですが、階段脇の「下駐車場」は満車。(8台分しかないのです)
でも大丈夫。本殿横に広い「上駐車場」があるので、そちらに回り込んで駐車しました。
上駐車場に止めると石段はスキップできて楽です。
そんな上駐車場脇には錦鯉がいっぱいで、池に近づくとパクパク顔で寄ってきました。
この神社は、平冶の乱後に伊豆国に配流されていた源頼朝が源家再興を祈願し、開幕後は箱根神社と共に鎌倉幕府最高の崇敬社となりました。
また、頼朝を崇拝した徳川家康が頼朝に習い天下取りの野望を祈願し、参拝に訪れたこともあり、江戸時代には伊豆大権現と呼ばれたそうで、武士政権と言えば!な源頼朝と徳川家康に深く崇拝された強運の神社。
まずは、色鮮やかな赤白二龍が鎮座した手水舎へ。
「赤白二龍」は祭神・天忍穂耳尊 (あめのおしほみみのみこと)の随神で、赤龍は火、白龍は水の力を掌り、二龍の力を合わせて温泉を生み出すという温泉の守護神だそう。
高い境内からは熱海市街と海を見下ろす眺望ですが、残念ながらこの日は雨雲が厚く、眺めはいまいち。
視界に入ってきたのは、大きな石。
この光石には、自由に触ったり座ったりすることができ、そうすることで石のパワーを賜ることができるそう。
パワーチャーージっ!!
これこれ♡と次に駆け寄ったのが、「頼朝・政子の腰掛け石」。
この場所で源頼朝と北条政子は忍び逢い、この石に座って愛を語ったと伝わる腰掛け石。
ここに座れば最強の夫婦になれるとか?!
そして本殿をしっかりお参り。
こちらに祀られているのは、天忍穂耳尊 (あめのおしほみみのみこと )、拷幡千千姫尊 (たくはたちぢひめのみこと)、瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)の3人で、総称して「伊豆山大神」。
天忍穂耳尊 (あめのおしほみみのみこと)、 拷幡千千姫尊 (たくはたちぢひめのみこと)が夫婦で、瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)は、二人の子供だそう。
さて、これで終わりではない。
というのも、ここに来た目的は、もちろん本殿へのお参りではありますが、その奥にある山を登った所にある伊豆山神社の「本宮社」を目指しての軽い山登りハイキング。
という訳で、さぁ行きましょう!と、ここから気持ちも新たに出発☆
本宮社までは、スタート地点の遥拝所から白山神社→結明神本社→本宮社で片道約1時間、往復2時間のコース。
え…!登り始めていきなりなかなかの急斜面でスマホを構える余裕などなく、続く道も思ったより、いや想像以上になかなかに険しい。
道には木の根がボコボコと張り巡り、しかも雨の後なので滑る滑る。
軽いハイキングレベルじゃなくて、ガチな山登りっぽい。
ピッケルなんていらないと思ったけれど、あった方が良いです!
幸いにも私達は持っていた長傘を杖がわりにして、だいぶ助かりました。
後から知ったのですが、この道はかつて修行僧が修行を行ってた所だと。
あの空海も、この伊豆山の地で修業を積まれたそうで…。
それを知るとこの険しさには納得です。
ちょいちょい息が上がるものの、見上げると新緑は美しく、吸い込む空気がなんとも清々しく美味しく感じられ、霧がかってミスト状になった山の中はとても神聖、神秘的でした。
道中の所々に立てられた「あと〇分、あと〇m」な立看板に励まされ、白山神社に到着。
というか登頂気分。
こちらは、病気平癒・厄難消除の神様として信仰を集めています。
さて、この後も更に突き進み、登って行くと結明神本社→本宮社と行けるのですが、雨上がりの滑りやすい山道と予想以上にここまで時間がかかってしまったので、今回はここからUターンすることに。
下りは登り以上に足にガクガクきましたが、なんとか無事下山。
とてもいいエクササイズになりました。
お陰ですっかり腹ペコ。
レストランにお願いしていたお弁当をピックアップしてのランチ。
参拝と山登りで心身共にリフレッシュした後だけでに、一段と美味しく感じたお弁当でした。
そして思った。また日を改めて、しっかり山登り装備で本宮社を目指したいと!
*****おまけのパリ*****
パリのお土産としてよく買っているAlbert Menes(アルベール メネス)のスパイスですが、これからの時期にもぴったりなバーべニュー用スパイス「Melange pour barbecue」☆
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