Florilège☆ますます!
コロナ禍もあってしばらくご無沙汰していたものの、今年になって再び伺うようになったレストラン『Florilège』(フロリレージュ)。
(関連記事→https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/florilege21.html)
可能な限りその季節ごとのお料理をいただきたい!
川「お暑くないですか?」
K「全然です。おもいきりノースリーブなんで」
夫「この人、寒がりで異常に暑さに強いで目の前でガンガン焼いてください」
川「はい!」(笑)
相変わらず夫は言い過ぎだ!と思ったけれど、実際しっかり冷房も効いているので、私にはメインコンロ前、川手シェフのトイメンは温度的にベストポジション♡
こうして始まった秋の始まりを感じさせるフロリレージュのディナーコースは、最初から最後まで益々驚きと愉しさに溢れていました。
<カボチャコンソメスープ>
中にカボチャゼリー、カレーオイルがアクセント
<レンコン餅>
自家製サルサがイケる!
<落花生のババロア:レモンクリームと山椒ピクルス>
当然落花生のババロアが主役と思いきや、実は主役は奥に置かれた海藻。
まずはそのままババロアを楽しみ、その後に海藻を入れていただくと、あら不思議!海藻の味がギュっと濃くなって旨味と歯ごたえ食感が俄然活きてくるのだ。
<ライムが香る舞茸スープ>
舞茸スープと説明されながらも、上に乗って芳香を放っていたのは松茸☆
更に中から油揚げのラヴィオリ登場。
するとソムリエさんが、「この料理のオチ、シェフに聞きました?」
K「聞いてないです」
S「このラヴィオリは、うどん生地なんです。それで中が油揚げ、狐うどんの発想です」
K「なるほど。だからこんなにしっくりくるだ〜。それ最初に教えてくださいよ」
川「最初に言ったらダメでしょ、つまんないじゃないですか(笑)」
夫「いや、本当にユニーク。益々面白いし美味しいです」
ここで備忘録にメモしておきたいのが(後日買いたいと思っているのが)この一皿に合わせていただいたポルトガルワイン。
これは、今年台湾でお邪魔した『logy』(ロジー)のシェフソムリエのセレクトだそう。
(関連記事→https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/logy.html)
こういうユニークで美味しいワインを見つけるのは、ソムリエの腕の見せどころよね〜と感心しながら、この日もアルコールペアリングコースをエンジョイ。
<ビーツのロースト&タルタル>
イクラとベアルネーズソースで。
キレイ!
その焼き上がりに見惚れ、続く料理に期待も高まる。
<鮎とポワロータルト>
頭も骨も、ほんのり苦いワタも美味しい鮎。
<マグロのスープ>
コブミカンが香るトムヤンクン風のお味。
主役なマグロを食っていたかも?な存在感のある長ネギ。
お肉or野菜の選べるメイン料理で、夫はお肉、私は野菜をチョイス。
なんのお肉か初見でわかるかな?!
この日のメイン肉料理は、夏鹿のローストでした。
サイドには、柑橘のマドレーヌを添えて。
そして野菜料理の方は、人参。
レモン風味のサツマイモソース&カレーソース、人参ピューレ。
サイドの百合根の黒トリュフパイは贅沢!
<デザート1:幸水梨のダックワーズサンド>
<デザート2:赤紫蘇のジュレ、濃厚カカオクリーム&リオレ>
ここまで書いてきて気がつきました。
行きつけ店のいくつかは撮影禁止なので、撮影可なお店ではつい撮り過ぎてしまうのですが、おそらく私が最も撮るのは、このフロリレージュ☆
まず見てウワっと感激、感心。食べて唸って美味しさに感動。
その美味しい感動を1枚に落とし込めない気がしてついつい撮ってしまうのです。
<ミニャルディーズ>
絶対自宅では再現できないものばかり...!非日常を経験し、たくさんの益々を感じる『Florilège』(フロリレージュ)です。
*****プチッとパリ*****
ふわふわのパリ犬。
ARCHIVE
MONTHLY