栗☆事始
待ってました!な栗の季節本番。
大きく艶やかな和栗は、ただ茹でるだけで美味しくて!
パリのマルシェにも栗は並びますが、フランスの生栗は買って食べたことがありません。
そもそも栗の皮剥き(鬼皮&渋皮)は面倒なのですが、更なる言い訳としては、パリキッチンの包丁が全然切れないのよ、これが。
(包丁を研げばいいって話よね)
栗と並んで胡桃も美味しい季節。
私史上、これは忘れられぬ美味しさ!と感激した胡桃は、長野県・東御市の「信濃くるみ」、フランスでは、オーヴェルニュ・ローヌ・アルプ地方のグルノーブル産のもの。
Noisette(ノワゼット=ヘーゼルナッツ)も大好きナッツの1つ。
もし今後自宅の庭に木を植えるならへーゼルナッツ?!
(栽培に適しているとは言えないかな...)
こうしてマルシェに並ぶもパリではもっぱら栗や胡桃などはケーキやスープでいただいてます。
事始な気分で今シーズン最初に口にした栗スィーツは、東京で。
すっかり行きつけの『KITAYA 六人衆』青山本店の「栗きんとん」。
(関連記事→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/kitaya-1.html )
栗のペーストに繋ぎの白餡を混ぜ、布巾絞りで模様付け。
俵形シェイプがちょっとスタイリッシュ☆
栗ペーストと白餡を合わせた栗あんにバターを効かせて焼き上げられ、渋皮栗を乗せて食感のアクセントだったなんとも和洋折衷なお菓子「プリセンスマロン」。
コンビニ感覚で立ち寄る『Châteraisé』(シャトレーゼ)。
(関連記事→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/chateraise24.html)
「国産和栗のモンブラン」は、ダコワーズにホワイトチョコレート、栗甘露煮、国産和栗のペーストを使用した和栗バタークリームと和栗クリームがたっぷり絞られた、シャトレーゼらしいコスパの高さを感じるケーキ。
洋酒を感じるホイップクリーム、芳醇な和栗バタークリーム、そして濃厚和栗クリームが口の中で一体!
今年も和栗と洋栗、どちらも楽しむぞ♡と思いながらペロリ。
「お芋とあんこの和モンブラン」
さつまいもクリームの和風モンブラン。
ねっとりさつまいもクリーム中には粒餡と純生クリーム。
餡子入りモンブランがちょっと新鮮に感じた食べ応えのあるケーキでした。
『THE CITY BAKERY』(シティベーカリー・ベーカリー)の「モンブラン」。
大人のモンブランと書かれていただけあって、ひと口食べた瞬間、口の中に広がったのはラム酒の香り、ラムレーズンの主張。
底のダマンド生地はシナモン&ジンジャー風味がしっかりと効き、マロンクリームと合わさって、なんともパンチの効いたアメリカンなモンブランという印象でした。
というわけで、身近なパトロールエリア調達で甘く美味しくスタートした栗スィーツの事始ですが、今シーズンもいろんな国や都市で楽しみたいと思っています。
夫「高級モンブランが食べたい...!買ってきて」
K「おまかせ〜。でも今日ちょっと見たのは、こんなちっさいのに1000円もして、あなたならひと口で食べちゃう=10秒1000円と思ったらで却下でした」
夫「けち...」
K「そんなこと言われたら買いますよッ!」
東京都港区北青山2丁目14−4
*****プチッとトーキョー*****
パリは大都会ではあるけれど、案外夜が早く静か。
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