
グラン・パレ・イマーシブ☆永遠のミュシャ
東京・渋谷のヒカリエホールにて開催中の『グラン・パレ・イマーシブ 永遠のミュシャ』展へ行ってきました。
大好きな画家Alfons Mucha(アルフォンス・ミュシャ)ですが、過去に印象的に残る展覧会といえば、新国立美術館で鑑賞したミュシャ展、スラブ叙事詩!
それはつい数年前のことのように思えるのですが、2017年...。(びっくり)
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本展は、パリのグラン・パレ・イマーシブとミュシャ財団の監修による没入型展覧会で、グラン・パレ・イマーシブとは、パリの美術館グラン・パレがフランス国内外に向けたデジタル展示の制作や配信のために2022年に設立された子会社です。
パリでは、オペラ・バスティーユ内にてイマーシブな展覧会が開催されいますが、約1年前に私はそこで『Venise Révélée』(ヴェネツィア再発見展)を鑑賞して感激したこともあり、あの世界観でミュシャ展とは!とは期待して出かけました。
(関連記事→https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/post-1719.html)
本展の見どころ等の詳細は、公式サイトをご確認ください。→https://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/24_mucha/
まずは広い会場で好きな場所に座ってデジタル映像を鑑賞。
知っている作品、好きな作品が映し出され、変化しながら大きく広がる様子にうわっと感激。
続く展示コーナーを進んで行くと、ミュシャの故郷や彼の作品に関連する香りが漂い、視覚だけでなく嗅覚でも作品世界を感じられる工夫などユニークなコーナーも。
また、ミュシャのアトリエ写真や制作風景、モデルの写真などを通じてミュシャの人生や創作活動、制作過程が紹介されていました。
展覧会限定のクリアファイルやアクリルマグネット、エッチングしおりなど、多彩なオリジナルグッズを揃えたミュージアムショップも充実でした。
視覚、聴覚、嗅覚を通じて新感覚の美術体験ができる展覧会でミュシャの世界に浸りました。
会期:2025年1月19日(日)まで
東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ 9階(ヒカリエホール)
*****プチッとパリ*****
今のお店とは全く無関係、昔はパン屋さん&パティスリーだったままの看板が残っていることがあるあるなパリですが、それもまた風情や歴史が感じれて素敵。
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