
グラン・パレ・イメルシフ☆ヴェネツィア再発見
もう少し続くスキーバカンスブログ@オーストリアですが、今日はパリネタを。
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会期終了間近!
という訳で出かけたのは、只今『Grand Palais Immersif 』(グラン・パレ・イメルシフ)で開催中の『Venise Révélée』(ヴェネツィア再発見展)。
Grand Palais Immersif (グラン・パレ・イメルシフ)?どこそれ?
と、その名称を目にした時は、これまたコロナ禍の間にパリにできた新名所かと浦島太郎状態。
「Grand Palais Immersif 」(グラン・パレ・イメルシフ)は、昨年9月にオープンした新しい美術館で、それは絶賛大規模改修工事をしているGrand Palais(グラン・パレ)の代替施設。
グラン・パレの本格的リニューアルオープンは2025年の予定で、その間の展覧会やイベントが「 グラン・パレ・イメルシフ」や「グラン・パレ・エフェメール」(←先日のシャネル展も開催されたあの施設:関連記事→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/post-1713.html )などで行われるのだそう。
ちょっと驚いたのは、その場所。
なんと「L'Opéra de la Bastille」(オペラ・バスティーユ)の中、一角なのです。
グラン・パレがリニューアルオープンした際に「グラン・パレ・イメルシフ」は、グラン・パレ内に移動する予定だそうですが、しばらくはここバスティーユで。
という訳で久しぶりにL'Opéra de la Bastille(オペラ・バスティーユ)。
さてさて、ヴェネツィア大好き人間としては、本展は見逃せぬ展覧会でした。
ドローンを駆使して作られた3Dによる没入型ミュージアムで、館内に入っていきなりの映像は、よく知るヴェネツィアの街。
初めは自分が鳥になったような、空を飛ぶ感覚で観ていたのですが、
前のめりで観ていたら地面が動いてるような?逆に自分が動いているような?感覚になり(この手の映像に弱い人は酔うかも?!)早くもどっぷり没入。
まさかここで再会できるとは♡
ヴェネツィアのシンボル、翼を持ったライオン「聖マルコのライオン」。
そう遠くない将来にまた必ずヴェネツィアでお会いしましょう!!と誓う。
K「うちどこ?」
夫「ここ」
すっかり「うち」呼ばわりなヴェネツィアに行った際に宿泊する定宿ホテルは、私は何度行ってもその場所が把握できません…。
ヴェネツィアは、方向音痴な私にはリアル・ラビリンス…。
本展もいくつかのセクションを進むうちに、まるで迷路に迷い込んだような気持ちになりました。
このコーナーは?と入ったところは、ゲームコーナ?!
全くゲームをしないので知らなかったのですが、「Assassin's Creed II」(アサシンクリードⅡ)というゲームでは、若きイタリアの貴族エツィオ・アウディトーレ・ダ・フィレンツェなる主役によるルネッサンスを舞台としたもので、ヴェネツィアもその舞台シーンのひとつらしい。
映像が綺麗でゲームとして物語性も高いようでちょっと面白そうでした。
ゲームから一変、夜のヴェネツィアをゴンドラに乗ってクルーズ気分。
これまた動画でリアルにゴンドラに乗っている感じ。
ヴェネツィアと言えば絵画も。
天井画や大きな作品は、その詳細が肉眼ではなかなか見えないものですが、こういった最近技術で見ると気になる部分をタッチして拡大拡大。
アナログ人間のケーコは、こんなことにもいちいち感激…。
現地で観るより理解が深まる!?
いやいや、やはり絵画の本物の質感、色は別物です。
圧巻だったのは、最後のサン・マルコ広場コーナー。
巨大スクーン3枚を駆使したプロジェクションマッピング。
ヴェネツィアに来た、サン・マルコ広場にいる!そんな気分が最高潮に。
そしてちょっとシュールなのが、真ん中にポツンとガレー船。
これまた中世イタリア・ヴェネツィア共和国のシンボルのひとつ。
船好きな方にはオススメしたいのは、ヴェネツィアにある「Museo Storico Navale」(海洋博物館)。
マニアックな博物館です。
(関連記事→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/51893158.html )
更にユニークだったのは、その巨大スクーンの裏側へ回ると海の中に沈んでしまったヴェネツィアの街が展開。
海に沈むヴェネツィア 、いつの日かそんな日が来る…。
海に沈んだ街に益々没入、どっぷり浸かった潜った『ヴェネツィア再発見』でした。
最後にミュージアムショップへ。
美味しそうなレシピ本を買いました。
見ているだけでヴェネツィアグルメ彷彿!お腹が空く本です。
実践編@自宅の様子はいつかブログにアップしたいと思います。
*****おまけのオーストリア*****
ゴンドラをいくつも乗り継いで隣村へ。
Excursion o(^-^)o
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