
夏シロップ☆
<パリブログ:Paris Quotidien>
お馴染み大好きスーパーマーケット『La Grande Épicerie de Paris』(ラ・グランド・エピスリー・ド・パリ)(ボンルシェ食品フロア)へ。
ちょっとスペシャルな気分で贅沢なお肉を味わっていただく時は、『MAILLE』(マイユ)のマスタードサーバーからの量り売りマスタードですが、料理の下味やサンドイッチ、ハンバーガー、サラダなどガンガン普段使いなものは、こちらで調達。
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お手軽調達と言っても、マスタードだけでこんなに〜!と毎度感激するその充実の陳列棚。
年々そのフレーバーが増えているように思うし、瓶タイプ、チューブタイプと使い勝手や好みで選べるのも嬉しいパリのマスタード事情。
フランスで美味しいマスタードを知ってからすっかり虜。
美味な赤味肉を更に美味しくする、味変を楽しめる大好き調味料となり、一時期は我が家でも手作りマスタードにハマって作ってましたけど。
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大好きな白トリュフマスタードを切らしてしまっていたので、今日は普通のMAILLE(マイユ)のハニーマスタードと粒マスタードで。
どうでもいいことですが、私はマスタードは大好きなのですが、和芥子はイマイチ。
どうもあのツーンとくる感じが苦手で。
さてさて、夏バテ予防と称して(そうでなくても)お肉をよく食べていますが、大事なのは水分補給。
そもそものきっかけは、このグランドエピスリーのシロップコーナー。
日本の自宅の冷蔵庫には年中、1.5ℓポットに麦茶、コーン茶、小豆茶などが常備されているのですが、パリでは作りません。
その代わりに飲むようになったのが、小さめボトルやグラスにシロップで作るドリンク。
フランスはシロップが充実していて、大きく分けるとお菓子用と飲み物用。
ドリンク用シロップは「水やレモネードで割る」「カクテルに使う」「コーヒー風味付け」といった楽しみ方ですが、最も一般的?なのはカフェメニューなどにもあるMenthe à l'eau(マンタロー)でしょうか。
ミントシロップを水で割ったミント水ですが、夏にはこれがまた一段と美味しく感じる。
ジュース感覚で飲めるし、自分の好みの濃さに調整しながら楽しめるのが良いドリンク用シロップなのです。
そのブランドも色々で、世界的に有名なフランスの老舗で150種類以上のフレーバー(カシス、グルナディン、バニラ、キャラメル、ピーチなど)が揃う『Monin』(モナン)。
フルーツ感が濃厚で、カクテル用によく使われる『Giffard』(ジファール)。
スーパーでよく売られている家庭用シロップの定番『Teisseire』(テセール)。
昔、フレンチアルプスでスキーをしていた時によく飲んだ、山間部で愛用される『Bigallet』(ビガレ)。
南仏プロヴァンス発祥、修道院製法から始まったブランド『 Eyguebelle』(エギュベル)。
さすが香りの国おフランス!?といった風で、その種類の多さに圧倒されるシロップコーナーなのです。
そしてもしも自分がバーテンダーだったら??と妄想すると、組み合わせ次第で無数のアルコール、ノンアルコールなカクテルが作れそ〜と、ちょっとワクワクする。
見過ぎて疲れた、あり過ぎて選べず。。
結局炭酸水で割ってゴクゴク飲む用に今回は、グランドエピスリーオリジナルブランド(リーズナブルだったし)のレモンシロップをチョイス。
それからこちらは、日本のもので最近一番のお気に入りの『i合同会社』の「発酵生姜シロップ」。
適度な酸味と爽やかな生姜の香りと際立つ辛味がさっぱりとした後味で、シロップ特有の甘さが残らないシロップ。
アイスはもちろんホットでもミルクティーに入れてもイケる♡
*****A Little Side Note*****
夫「ちょっと空が高くなってない?季節変わってきた?」
K「いやいやまだまだ暑い夏でしょ」
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