
パリはお庭で読書☆
先日ラジオを聞いていたら日本人の年間平均読書量は12、13冊で、50%近い人が1冊も読まないという調査結果だと知ってびっくり。一方フランス人の年間平均は22冊(と言ってたと思う)。
(↑パリの有名書店)
確かにフランス人は本をよく読んでいる印象で、最近はメトロの中ではiPhoneを見ている人がさすがに多いけれど、それでも本を読んでいる人もそれなりにいるし、街の古本屋さんなどでも本を熱心に探している人をよく目にします。
でも私の場合、パリ生活中は自宅ではあまり読書はしません…。
というのはパリの家は天井が高く、間接照明で一見オシャレだけれど、実際はなんだか暗くて読書には目が疲れるのです(>_<)
(↑オスカー・ワイルドの戯曲『サロメ』に悪魔的挿画の数々を添えた画家オーブリー・ビアズリーのフィクション小説。関連ブログ⇒https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/post-542.html )
なので読書となると本を持ってカフェや公園に行きます。
日本語書籍だと辞書を持ち歩かなくてよいので手軽にぶらっと。
最近のお気に入り読書スポットとなっているのが近所の公園、Jardin de la Nouvelle Franceの一角。
Grand Palaisの脇にひっそりとあるこの一角は公園というより、こじんまりしたお庭という感じ。
大通りに面していながらも、なかなか気がつかないような狭い入口。
そこから階段を下りていくと、
緑溢れる散歩道と
広がる芝生。
暑過ぎず、寒過ぎずの爽やかな日にはベンチでの読書はとても気持ちがいい♬
すぐ側が交通量の多い大通りなのに、こうして階段を下りた先はとても静かな別世界。
そんな中でベンチに座りゆっくり本のページをめくる。
最近ようやく本腰を入れて読み始めたのは、ガブリエル・ガルシア=マルケスの長編小説「百年の孤独」。
が、読書以上にお楽しみだったりするのが、本日のおやつなパンだったりする…♥︎
パリ12区のBlé Sucré(ブレ・シュクレ)のヴィエノワズリはどれも美味しく、これがまた爽やかなパリの空の下で食べると幸せな気持ちになれるわけです。
そしてさほど読書は進まずに、でも気持ちは豊かに帰宅というパターン。。
À demain(^^)/
☆おまけのパリをBelle et Bonne Blogで更新☆
今日は、「アニック・グタールのエクレア」
⇒ http://belleetbonne.blog.fc2.com/blog-entry-1592.html
<info>
Jardin de la Nouvelle France
10 Av. des Champs-Élysées, 75008 Paris
Blé Sucré
7 Rue Antoine Vollon, 75012 Paris
01 43 40 77 73
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