Comme d'habitude 〜パリ・東京行ったり来たりblog〜

ようやくガレット・デ・ロワ2018☆

パリに着いたら早々にgalette des rois(ガレット・デ・ロワ)を食べなくちゃ!と思っていたのですが、夫が風邪をこじらせて体調不良。

恒例の年初め@パリ、夫婦サドンデスマッチなガレット・デ・ロワ対決は延期になっていました。

そんな夫も回復し、

K「快気祝いに今年はあなたの食べたいのを選んでいいよ。」(とブログを見せたところ)

夫「どんぐり型のヤン・クヴルー!」(即答でした)

IMG_2295.jpg

(関連ブログ→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/10la-patisserie-yann-couvreur.html

という訳でLa pâtisserie Yann Couvreur (ラ・パティスリー・ヤン・クヴルー)2号店・Rosiers(ロジエ)店へ。

相変わらず美味ししそうなケーキたちに目を奪われながらもガレット・デ・ロワを探すと、無い…。

丸いタイプは3個あるものの、どんぐり型がない?!(週末の15時過ぎ…)

店員さんに尋ねてみると

「すみません、マダム!ヘーゼルナッツのものは売れ切れです。」

15583b49d97b84a6872db8d653a992c5c1284c21_bandeau_2 2 copy.jpg

(↑お店のオフィシャルサイトより)

あら残念! ま、でもオーソドックスな円形のアーモンドのものもヤン・クヴルーなら美味しいはず。

念のため近所で買い物中の夫に電話。

K「どんぐりのは売れ切れだって。普通の丸いのでいいよね??」

夫「やだ。どんぐりじゃないなら要らない。(ガッチャ!)」

K「・・・。」

嫌だって、、しかもガチャ切りしおったよ、この男。。

食べることへのこだわりも完全復活してるってことは、体調は全快だ。

それはそれでいいとして、どんぐり型は売れ切れなんですけどぉぉ、肩を落としてお店を出ると夫が仁王立ちだった。

夫「どうすんのっ??」

K「んーーーーーーー」

fullsizeoutput_4a9.jpg

K「困った時は、イケメンだな!」

夫「ミシャラクか…」

という訳で、B.H.V近くのPâtisserie Christophe Michalak(パティスリー・クリストフ・ミシャラク)へ。

(関連ブログ→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/patisserie-christophe-michalak.html

IMG_2301.jpg

クリスマスケーキもまだ販売中。

(こういうのはソルドにはならないのか…)

fullsizeoutput_4a8.jpg

ガレット・デ・ロワは3種類。

クラシックなアーモンドクリームのGalettte 'KLASSIK' 、

アーモンドクリームにプラリネ、ヘーゼルナッツをふんだんに使ったGalettte 'GIANDUJA NOISETTES' 、

レモンとブラックチョコレートを組み合わせたGalettte 'CITRON CHOCOLAT' 。

IMG_2314.jpg

快気祝いな夫のチョイスは、ナッツたっぷりのジャンドゥーヤ・ノワゼット(6〜8人分サイズ)。
 
表面がちょっと繊細そうだったので、気をつけながら大事に抱えて帰宅。
 
fullsizeoutput_4aa.jpg
150度で5分温めるように店員さんにも念を押されたのでちゃんと温めました。
 
パイ生地の焼ける匂いは、なんとも幸せな甘い香り♡
 
IMG_2318.jpg
そして表面の粉糖が少し溶けて程よい焼き色に。
 
作りたての風情でテーブルへ。
 
fullsizeoutput_48e.jpg
ガレット・デ・ロワにはシャンパン!
 
2018年のパリに乾杯♬
 
IMG_2320.jpg
食べたい部分を食べたいだけ自分でカット。
 
いただきまーす(^○^)
 
IMG_2322.jpg
それぞれ最初のピースからは、fève (フェーヴ)は出ませんでした。
 
その後おかわりのピースからも出ず、戦いは明日に持ち越し。
 
と、我が家ではすっかり新年にパリで行う甘い運試しですが、そもそも「ガレット・デ・ロワ」とはキリスト教の祭日、Épiphanie(公現祭)のお祝いにいただく伝統菓子。
 
公現祭は1月6日(または元旦後の最初の日曜日)で、イエス・キリストの顕現を祝って東方の三博士が来訪したことを祝う日ですが、ガレット・デ・ロワは1月いっぱいはパティスリーやパン屋さんで売っているので何度か楽しめてお菓子好きには嬉しいこと。

自分のケーキに入フェーヴが入っていたら、その人には幸運が1年続くといわれ、今年の王様・王妃として王冠を被ります。

IMG_2483.jpg

で、今回買ったミシャラクのガレット・デ・ロワには王冠ではなく、M字マークのミシャラクマスク。

このマスクが似合う人(ミシャラク氏以外)はいるんだろうか…とビミョーに感じつつも明日の戦いに挑みます。

 

☆Belle et Bonne Blogも絶賛更新中☆
⇒ http://belleetbonne.blog.fc2.com/blog-entry-1759.html

 

<info>
Pâtisserie Christophe Michalak(パティスリー・クリストフ・ミシャラク)
16 rue de la Verrerie 75004
http://www.christophemichalak.com

 

 

KEICO

新潟県の旅館に生まれるも女将にならず、上京、進学、就職、まさかの出逢いと結婚。
約10年間のOL生活の後、2004年渡仏。
現在は夫と共にパリ・東京を行ったり来たりな生活中☆


そんな毎日からのグルメ・ファッション・カルチャー・バカンスなどの話題を中心にブログ更新致します。

ARCHIVE

MONTHLY

清川あさみ、ベルナルドのクラフトマンシップに触れて。
フィガロワインクラブ
Business with Attitude
2024年春夏バッグ&シューズ
連載-鎌倉ウィークエンダー

BRAND SPECIAL

Ranking

Find More Stories