マルコ加入で益々活気溢れるあのお店☆
パリの1枚☆
Le Quatorze Juillet(パリ祭)の準備がされていたある日、はためく大きなトリコロール国旗がカッコよかった☆
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「紹介します、マルコです。」
と渋谷将之シェフが紹介してくれたマルコくんは、数週間前から渋谷区松濤のフレンチレストラン、“Sans Déconner”(ソンデコネ)に加わったニューフェイス。
元々はパリのビストロで渋谷シェフと一緒に働いていたのだそう。
(関連ブログ→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/2e.html )
よろしく〜。日本に来てどのくらい? ご出身は?
などと伺いながらとろーり溶けたラルド載せのフォカッチャを摘む。
うまっ!
見渡せばお店は満席の賑わい。
キッチンで飛び交う言葉はオールフランス語!で小気味良く、テンポよくどんどんお料理が仕上がり運ばれてゆく様子を眺めているだけでワクワクしてくる。
それは地元っ子で賑わう、ちょっと隠れ家風のパリのお店みたいで一瞬日本にいることを忘れる?!
前菜のマグロ&梨は旨味と甘味にアンチョビの塩味がアクセント。
シャキッとしたキャベツの歯ごたえと赤白のコントラストも綺麗な一品を食べていると、サプラ〜イズっ♡
びっくり!
渋谷シェフの奥様Tちゃんが愛息子Sくんを連れて登場☆
「会いたかったよ〜、Tちゃん&S君♡」
S君はまだ10ヶ月とは思えぬジャンボベイビー、髪フサフサ、とっても可愛い (≧▽≦)
抱っこしたかったけれど右手負傷につき断念(T_T)
それにしてもどこを触っても二次発酵中のパン生地みたいにプニっと柔らかくて気持ちいいS君。
こうして初対面で強面な夫に抱っこされても泣かない彼は人見知りもなく、
すぐにみんなの人気者♡
バブー。お腹空いたぞ、飲みたいな顔?!
一緒にお酒が飲めるのは20年後か…。長生きしよ、、と思った瞬間。
白いお料理は、パセリの根のヴルーテ。
たっぷりのフレッシュアーモンドとドット柄なオレンジのイクラ。
そこにほんのり酸味のレモンのジュレで全体が締まって美味しい。
K「セロリじゃなくて“パセリ”の根?」
M「これです。」
K「初めて見ました。」
K「似合うね、お髭♡」
と陽気なマルコくんですが、実はこの日偶然にも彼の誕生日♬
TちゃんとS君からのサプライズなケーキとプレゼントが渡され、店内はお客さん全員でおめでとうムードに。
プレゼントは、マルコの顔写真でカスタムオーダーされたキットカット。
そんなおめでたいムードの中で魚料理登場☆ 鯛&ムカゴ。
こんな緑の茎についたままのムカゴも初めて食べました。
夫「うまい!!」
と隣りで唸っていたけれど、確かにここ最近食べた魚料理の中では秀逸、No.1☆
焼き過ぎず、生過ぎず、火入れ加減が抜群。
名店レストランでも修行しワインに精通したマルコくんのオススメの1本をいただきました。
それは彼の出身でもあるスペイン・カタルーニャのビオワインでPARTIDA CREUS(パルティーダ・クレウス)の「ヴィニャテール・ブランコ VY」。
「葡萄はレアな土着品種で古木なんだよ」(と説明されたと思う…)
肉料理は、鶏。
ソフトでジューシーな鶏肉、添えられたカブとエビもイケる。
チーズの盛り合わせ。
どれも美味しかったけれど、特にパルメザチーズの余韻が長く、そこにワインを飲むと更に余韻が延長され繋がる美味しさは、まさにボン・マリアージュ。
そんなぴったりのワインは、マルコくんオススメのシェリー酒のようなドライな白ワインでした。
デザートはキュウリとクロロフィルの青っぽさを効かせたレモンクリームでスッキリ。
この後のゴマアイスとマッシュルームは撮り忘れました…。
最近は撮り忘れが減ったと思っていたけれど、やっぱり美味しくて楽しくて夢中になると忘れる。。
美味しそ〜!
パリ時代から渋谷シェフのチョコレートケーキの大ファンです。
今回はわりとお酒が効いてる気がする?何リキュール?と探ってるうちに食べ終わっていた…。
とこの日も最初から最後まで楽しく美味しく、渋谷ご夫妻と愛息S君にも会えたハッピーな夜でした。
最後にマルコくんがお裾分けしてくれたバースデープレゼントのキットカット。
これ、マルコ?!
実は誕生日の前日に髪を切りヒゲも剃ったそう。
スッキリした面持ちで始まった新しい1年が、これからの日本滞在が、マルコくんにとって充実した幸せなものでありますように。
アントワンくんに加えてマルコくん加入で益々ラテンフレンチに、何より渋谷シェフ自身も楽しそうな様子で活気に満ちた「ソンデコネ」にこれからも楽しみにお邪魔したいと思います。
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