ジェラート・マスモ☆
パリではなく、
フィレンツェの1枚☆
秋のパリも良いけれど、花の都、屋根の無い美術館・秋のフィレンツェも素敵。
********
この週末は久しぶりに海辺のセカンドハウスで賑やかディナー。
お招きしたのは、約1年前に出会った私達よりずっとお若いNKご夫妻。
年下の友人が少ない私には二人のリアクションは色々と新鮮で、もしやこれが若さという刺激なのか?!と感じることも度々。
そんな風に感じること事態がまた一つ年を重ねたという現実…。
さて、まず最初の買い物は魚屋さん。
前菜にカルパッチョを出そうとお魚選びは、プリプリ食感で薄造りが美味しいヤガラなど。
メニューはイタリアン。
ということで、パスタ料理はちょうど1年前にパリのキッチンで作ってからすっかり我が家のスタンダードレシピになった栗のゴルゴンゾーラパスタ。
栗とゴルゴンゾーラは合う♡
マッシュルームと玉ねぎをソテーした後に栗、生クリーム、ゴルゴンゾーラを入れてソース完成。
(関連ブログ→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/post-770.html )
パスタはクルクル螺旋状のショートパスタ“Fusilli”(フジッリ)。
比較的どんなソースも合わせやすいこのショートパスタは、イタリア・チレント名物。
(以下2枚の画像は、ufficiale del turismo in Italiaより)
ナポリを州都とするカンパーニア州サレルノ県の南部に位置するチレントは、モッツァレッラチーズや白イチジクの産地として有名ですが、世界屈指のご長寿村なのだそう。(日本より!)
温暖な気候と地産地消の豊かな食材、地域のコミュニティも充実していてお年寄りがイキイキと暮らしていると聞きます。
交通手段が限られ、なかなか行きづらい場所ですがいつか行ってみたい場所の1つです。
そんなフジッリで作る栗パスタは久しぶりなので、練習試作☆
K「秋だし栗だし、これでいいね♬」
夫「う〜〜ん。せっかく魚が色々あるからやっぱり魚のクスクスにしよう!あれもシチリア、イタリア料理だし。」
K「・・・。」
いつものこととは言え、お招き直前にどんどんメニューが変わってしまう。
と言う訳で当日は、魚のクスクスにメインは豚スペアリブになりました。
キッチンドタバタでカメラを構える余裕無し。
そして食後に、
夫「ケーコさん、そろそろデザートねー。当然手作りでしょ?」
K「そんな無茶ぶりはやめて!まだ右手回らないからっ!!」
と言うわけで便利な世の中、美味しそうなドルチェをお取り寄せしときましたよ〜。
それは「ジェラート・マスモ」の「洋ナシとフロマージュブラン・へべすの香りを添えて」。
梨のジェラートに宮崎県の稀少な柑橘「へべす」がアクセント。
トッピングは、和梨とシャインマスカット☆
これならしっかり食べた後でもさっぱりと食べれそうだな、と。
K「入れ物も可愛いからこのまんまでいこうかな。」
夫「嘘だろ…プラスチックの器で出すなんて…。」
K「・・・。」(やっぱりダメか)
ガラスの器に移す際に形が崩れることを心配したけど大丈夫でした。(ホッ!)
そんなドルチェを、甘いものが大好きだと言うNちゃんは笑顔で頬張りながら、
「ケーコさんたちが今まで訪れた所で一番好きな国、町のお話を聞かせてください!」
とキラキラな瞳で尋ねるものだから、思わず可愛い子だねぇとすっかり親父目線♡
結婚後に行った場所は限られているし、二人で行くとなると結局気に入った町を繰り返しているのですが、その筆頭はこのブログでもお馴染みのここ。
もう飽きたということもなく、これからもまた行きたいと願っている水の都、迷宮都市なヴェネツィア です。
最後のドルチェとともに、そんなイタリア話やNKご夫妻のアーティスティックなお話で楽しんだ週末の夜でした。
ARCHIVE
MONTHLY