
鰻處 黒長堂☆
パリの2枚。
ゴローンと大の字で天井を仰ぐ。
ルーヴル美術館の彫刻部門で、ほんの一瞬誰もいなかった瞬間に寝そべったらとても気持ちよかった…!
********
もうすぐパリ♬
なのにあまりその実感がなく、スーツケースは用意したものの一向に荷造りは進みません…。
そのくせパリに行く前にあれ食べておこう、これも食べておこうと相変わらず食意地は張ってます。
夫「美味しい鰻、食っておこう!!」
K「いーね!いつもの藤田?吉川?三田の宮川も美味しそうだよ。」
夫「予約済みです♡前から気になってた関西風のお店をねっ!」
なかなか普段食すことのない「関西風」鰻ということで、とても楽しみ出かけたのは六本木ヒルズ5階にある『鰻處 黒長堂』。
(関連ブログ→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/post-514.html)
案内されたカウンター席の前には、ニョロニョロと泳ぐ鰻たち!
こんなにまじまじと至近距離で見るのは初めてでしたが、鰻って黒というよりグレーっぽく、ヒレ?がちょっと半透明でとても綺麗。
目は小さくて可愛いし♡と思った、その直後にズバッ!
生きたままの鰻がザクザク、ピシピシッと手際よくさばかれる様子に目は釘付けになりました。
養鰻場から直接仕入れる鰻をこの道38年の職人が丁寧に焼き上げるという、まさに職人技は見てて飽きません。
蒸さずに”地焼き“することで、皮は香ばしく、身はふっくらしながらもしっかり歯ごたえも感じられる関西風鰻。
いただいたのは、本日のスペシャルな天然鰻と養殖鰻の食べ比べうな重☆
食べ比べてみると確かに別物。
そしてどちらも美味しい!
私にはどちらが美味しいとは言い切れず、これはやはり個人の趣味嗜好次第。
天然は弾力、歯ごたえが強く、臭みはほとんどないもののそれでも養殖と比較するとワイルド(ほんのわずかな泥っぽさ。それが本来の鰻らしさ?)があるのに対して、養殖はどこまで綺麗で上品な美味しさという印象でした。
自家製練り山椒も香りが抜群。
無論タレのしみたご飯も美味しく、最後の一粒まで美味しくいただきました。
大感激の関西風鰻「黒長堂」でした。
ARCHIVE
MONTHLY