
今年はロワール☆ルネサンス500周年
パリに暮らし始めた当初、とにかくあちらこちらフランス国内を旅行してみようと思い、真っ先に出かけた場所の一つがロワール地方の古城巡りでした。
(関連ブログ→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/post-304.html )
以来、日本からの友人・親戚たちと一緒に何回かドライブやバスツアーで訪れたりしたもののここ何年も行く機会もなく、久しぶりに行きたいな〜なんて思っていたら、今年2019年はロワール地方は「ルネサンス500周年」な記念イベントが色々企画されているそうな☆
(お城画像はChâteau de Chambord & Domaine オフィシャルサイトより)
2019年はあのレオナルド・ダ・ヴィンチの逝去、シャンボール城着工、カトリーヌ・ド・メディシスの生誕500周年のアニバーサリーイヤーなのだそう。
さっとそのイベントをチェックすると、
ダヴィンチの最後の邸宅となったクロ・リュセ城では6月から9月までバチカンから「最後の晩餐」のタペストリーが展示される“Léonard de Vinci, ses élèves, la Cène et François Ier”(レオナルド・ダ・ヴィンチ、彼の弟子、最後の晩餐とフランソワ1世)」展。
アンボワーズ城では5月から8月までF.-G. メナジョ作の絵画「レオナルド・ダ・ヴィンチの死」と版画のコレクションを中心にした“1519, la mort de Léonard de Vinci : la construction d’un mythe”(1519年、レオナルド・ダ・ヴィンチの死:伝説の構築)展。
シャンボール城では5月から9月まで“Chambord 1519-2019 : de l’utopie à l’œuvre”(シャンボール1519-2019:夢物語から実現へ)」展。
ヴァランセ城では5月から10月にかけて古楽器が演奏される「タレーラン・フェスティバル」、庭園と城をキャンドルでライトアップする「Chandelles de la Renaissance(ルネサンスのキャンドル)」。
ヴィランドリー城やアゼ・ル・リドー城でも夏の間はルネサンスをテーマにした音と光のスペクタクルを開催予定。

(© CRT Centre-Val de Loire/V. Treney)
と言うわけでロワールの古城を再訪したいな〜と思いつつ今年は年明けから積極的にロワールワインを飲んでいます☆
例えばダンヌ・ジャルクで有名なシノン城を思い出しながら先日自宅で美味しく飲んだのは、ご近所ニコラ(ワインカーヴ)で買ったプチプリな1本。
程よい酸味のすっきり感がありながらも薄っぺらくないコクのある味わいのカベルネ・フランの美味しさ。

ビストロでも積極的にロワールワインをチョイス☆
特にリピートしたシノンは赤ワインが主流とは言え、シュナン・ブランから作られる白ワインもイケる!
そんなシノンの白ワインをゴロゴロとたくさんのミートボールを入れてリガトーニのクリームパスタを作ってみた。
仕上げにグリーンを載せて。
今年はロワールワイン全般をもう少し飲み極めたい気分です。
ルネサンス500年とか言いながら結局花より団子な。。
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