
Ristorante Borgo KONISHI☆
☆秋の関西ブログ☆
夫「俺のリサーチしたところによると、奈良には美味しそうなイタリアンが多い」
K「へ〜。古都故に和食なイメージだったけれどイタリアン?!」
夫「イタリアン好きな僕らには嬉しいよね」
K「ですな♡」
どこへ旅行しても、滞在しても、1週間以内には必ずいただくのはイタリア料理です!
というわけで、本当に美味しそうなお店が色々で迷いましたが、選んだ一軒は、奈良市小西町の小西さくら通りにある『Ristorante Borgo KONISHI』(リストランテ ボルゴ・コニシ)。
シェフの山嵜正樹さん、ソムリエールの山嵜愛子さんのご夫婦で営む、しっぽりと大人シックな素敵な雰囲気のレストラン。
奈良県の食材がふんだんに使われた繊細でエレガントなお料理の数々&ワインを堪能しました。
「ようこそ奈良へ」と名付けられたアミューズ3点。
平安時代のチーズケーキなどとも言われる古代のチーズで蘇に蜂蜜を練り合わせた「蘇蜜」、ピッツァ・マルゲリータ、ひしおと大豆のラビオリ。
いずれもひと口サイズなのにインパクト大!うまっ♡
ぽってり濃厚なカボチャの一皿(アグロドルチェのアレンジ?)。
こちらも奈良産のカボチャ。
日本のカボチャはフランス産と比べると全般的には、ホクホクでねっとり、蒸したり焼いただけでもデザート級に甘くて大好き♡
奈良のお米と奈良漬の老舗「今西本店」の奈良漬けを使ったリゾット。
目の前でスープが注がれて完成。
この秋、ヴェネツィアに行きたいと思っていたのですが、オーバーツーリズム問題もあり計画見送り。
ちょっと残念と思ってたところに、Baccalà mantecato(バッカラマンテカート)のコロッケを前に感激!
バッカラマンテカートは、ヴェネツィア名物で、干し鱈をじゃがいも、玉ねぎ、牛乳などで煮詰め、オリーブオイルと一緒に練り混ぜたふんわりディップ。
その美味しさに白ワインも進みます。
最後のひと口は、ヴェネツィア滞在気分でパンに載せてパクッと。
そろそろ赤ワインタイム。
サーヴされた瞬間、またまた興奮!
というのも先日もブログに書いてますが、ロングパスタとしては1、2番目に好きな「Pici」(ピチ)が登場。
(関連記事→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/eatalyvol4.html)
トマトとニンニクだけのなんとも潔く、シンプルなそのピチは、手打ちならではのモッチモチ感。これはやはり自宅や乾麺では無理な絶品パスタ。
お肉料理は、熟成肉の赤ワイン煮込み。
ん...この熟成感は!と思ったら「サカエヤ」さんのお肉だと。
サカエヤさんと言えば、行きつけイタリアン、渋谷区広尾の『メログラーノ』でいただくこと度々。
(関連記事→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/melograno-4.html)
そして知ったのですが、こちらのレストランの山嵜シェフが2021年 在日イタリア商工会議所主催の『第12回全国イタリア料理コンクール』で優勝したそうですが、その際に審査員の一人を務めていたのが、メログラーノの後藤祐司シェフ(2012年に同コンクールで優勝)だったと。
偶然なお肉つながりから、好きなレストラン傾向は重なるものがあることを痛感しました。
お肉の美味しさをしっかり味わった後は「黄金まくわ」のグラニテでさっぱり。
黄金まくわ?
これまた初耳単語だったのですが、ウリ科の野菜で、奈良県内では古くから栽培されてきた伝統野菜で、奈良県から「大和野菜」に認定されているのだそう。
そしてドルチェは、パンナコッタ。
甘いだけでなく、プルプルするだけでなく、ツルッと優しいミルキーな味わいで食後に無理なくスーッと体に入っていきました。
エスプレッソとお茶菓子をいただきながら、シェフ&ソムリエールの山嵜ご夫妻からあれこれお話を伺いながら満喫したディナーの余韻に浸りました。
最初から最後まで奈良の食材が大いに使われたイタリアンは、ある意味とても新鮮でした。
そして思った、ご近所にあったら間違いなく通うリストランテ☆
今後は奈良を訪れるたびに必ず伺いたいと思っている『Ristorante Borgo KONISHI』(リストランテ ボルゴ・コニシ)です。
<info>
Ristorante Borgo KONISHI(リストランテ ボルゴ・コニシ)
奈良県奈良市小西町24−番地 フラッツ小西 2F
*****おまけのパリ*****
パリジェンヌは依然としてデニムはスキニー率高め。
大人のスキニーはあまり脚のラインを拾わないが方がいい云々と言われるけれど、個人的にはskinnyなんだから脚ラインもヒップラインも拾ってなんぼ。そこに色気を感じますけどねぇ♡
よりシルエットが綺麗に見える1本を新調したい今日この頃。
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