
秋のTU DÉCONNES (チュデコンヌ)☆
食欲の秋、美味しいもの色々で食いしん坊としては、なんとも楽しみで幸せな季節オータム♡
久しぶりに伺ったのは、渋谷区の代々木上原駅から程近いカジュアルフレンチ、タパス料理の『TU DÉCONNES 』(チュデコンヌ)。
(関連記事→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/tu-deconnes.html)
メニューはあれど素材の記載しかないので、どんなお料理なのかなかなか見当がつかない。
そこがまたこのお店の面白いところ。
まずは野菜カテゴリーから「根セロリ、梨、じゃがいも」。
なるほど。ジャガイモは、ローストやフライではなくトロトロクリーミーなマッシュポテトで。
その中に細く刻まれた根セロリ。
トロトロ感はブッラータチーズ?クルミもアクセント。
マッシュポテトたっぷりなのでなかなかボリューム感のあるひと皿でした。
「秋茄子・春菊・オリーブ」は、秋茄子の上に香ばしい舞茸と旨味とコクのラルドが効いてて旨っ!
ワインが進む。
魚カテゴリーから「白イカ・ケール・洋ナシ」。
甘酸っぱい柑橘が効き(おしゃべりと食事に夢中でなんの柑橘か確認し忘れてしまった)イカと洋ナシの甘みが絶妙バランス。
この日、一番メニューから想像がつきづらく、予想と全く違って面白かったのが「ズワイガニ・サワークリーム・栗」。
ズワイガニが外カリッと、中もっちりのフリットで登場!
そしてそれをふんわりサワークリームのディップにつけていただく。
そのクリームはやはり単純なサワークリームではなく、表面はふんわりですが、中は濃厚ポタージュのような粘度で、栗の甘味や生クリームのリッチ感もあり、酸味と甘味のあるクリームでこれだけで食べても美味しい♡
お肉カテゴリーからのチョイスは最後まで悩ましかったのですが、ファイナルアンサーは「鴨」。
イチジクと粒マスタードたっぷりで。
鴨は一度焼いてほぐして、四角く成形され、外はパリパリ食感。
ビストロの定番料理「Hachis parmentier」(アッシ・パルマンティエ)がモダンにアレンジされた感。
この時期ならではのたくさんの銀杏も美味しくてっ!
デセールは変わらずプリン一択というのが潔い。
深まる秋と共に今後どんなお料理が登場するのかまた楽しみです。
*****おまけのパリ*****
ひと昔前は、ノエル(クリスマス)までまだしばらく時間のあるこの時期のウィンドーディスプレーは、あまりインパクトがなく、ノエルまでのちょっと手抜きなつなぎ?!に見えたけれど(とにかくノエルが豪華だから)すっかりハロウィンが広まり面白くなった秋の街です。
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