
祝一つ星☆Yoshinori
今年も新たに星を獲得した日本人シェフ続出!なミシュラン・レストランガイド(フランス)。
パリ6区にお店を構える守江慶智シェフの“Yoshinori Restaurant”(ヨシノリ・レストラン)も一つ星を獲得した一軒。
(関連ブログ→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/6-1.html)
夫がたまたまマルシェで守江シェフにお会いして「お久しぶりです!」なご挨拶から「久々に守江さんの料理が食べたい!」な話になり、ハンバーガーを食べに行こうと思っていたこの日、“Yoshinori Restaurant”(ヨシノリ・レストラン)へ行き先変更。
パリっと糊のきいた真っ白なテーブルクロスを前に気持ちも背筋もスッと伸びる感じ♬
個人的には、こちらのレストランのコース料理はコスパが高いと思います。
なかなかボリュームがあるので、今回はアラカルトでいただくことに。
オリーブを摘みながらのメニュー選び。
前菜は即断。
フォアグラのコンフィ&燻製鰻にほんのりカカオ。
モリモリのグリーンはケール。
夫は、これまたお気に入りの一皿「仔牛のタルタル」をチョイス。
真っ白なカリフラワーの中からピンク色の仔牛。
ひと口いただくと、その繊細な肉質に感激♡
美味しそうなパン♡
K「食べたいけど歯が…」(仮歯グラグラ中)
夫「我慢、我慢、やめておきなさい」
と言いながら目の前で美味しそうにそのパンを食べる夫の姿に小さな殺意が芽生えた?!
メインは迷ってcabillaud(カビヨ)☆
コリコリの鱈の下にはbrandade(ブランダード)添え。
一時期ハマっていたのが、ビストロでいただく「鱈のブランダード」。
それは、フランス・ラングドック地方の郷土料理で、干し鱈を塩抜きして牛乳、ジャガイモ、オリーブオイルなどでペースト状にしたお料理です。お腹にたまる系。
もちろん守江シェフのブランダードはビストロとは別物、レストランらしい上品さで、あくまで鱈の付け合わせ。
こちらはオマール海老とホタテのquenelle(クネル)。
ふわっと美味しいクネルとブルターニュの美味オマール。
リヨン名物“Quenelle”(クネル)は、ハンペン、しんじょうのようなもの。
その昔、友人夫妻と訪れた美食の街リヨンの郷土料理店Bouchon(ブション)で食べたクネルは熱々で鍋ごとサーヴされ、これまた感激でした。懐かしい…。
デザートは、珍しく二人とも同じものをオーダー。
定番?デザートのココナッツムースとパイナップルソルベは軽やかで、いつも満腹でも入ってしまうデザートなのです。
久しぶりにいただいた守江シェフのお料理はやはり美味しくて、綺麗。
遅ればせながら一つ星おめでとうございます!とパリでの益々のご活躍を祈りつつ、また季節が変わった頃に楽しみにお邪魔しま〜す、とお店を後にしました。
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