美白美容液は年々進化しているし良いものだけど、決して安くはないし薄くなるまで何カ月もかかる。1本1万円×3カ月と思ったら、美容医療で一発パチンとレーザーで取ってしまうほうが、ぐずぐす悩んでケアしているよりよっぽど健康的なのでは!? とこの数年編集SKはずっと思っていました。で、企画したのがフィガロジャポン4月号「シミとコスメと美容医療。」
IPLやレーザーのマシンは美容皮膚科ならどこでもあるけれど、もしクリニック通いが初めてなら、信頼できる医師がいるクリニックを探したいもの。シミといってもいろんな種類があって治療も異なり、肝斑の見極めができないとかえって濃くなることも。そんなわけで初めての人には、肝斑治療に定評があり、いつも丁寧に見てくださる髙瀬聡子先生のウォブクリニック中目黒をすすめています。
座るだけで、針も電気も使わずに保湿と美容成分の導入ができる「ウィンセル」をシミ治療のあとにプラスすると最強。
ちなみにここのIPLは「フォトRFオーロラ」(1回¥33,000~)というマシンなので、メラニン色素に作用するだけでなく、コラーゲンやエラスチンの生成を促す作用もあるため、肌のハリ改善にも繋がる優れもの。これだけ数カ月に1回受けておけば、ずっといい肌状態なのでは!?
エステのようにクレンジングからスタート。肌を冷やしながら光とラジオ波+高周波をパチパチと当てていく。眩しくて熱いけど、ダウンタイムもなく、慣れれば楽勝。
ここで、シミ取りにおけるクリニック通いの心構えをいくつか。
・よく目につく広告やSNS、価格が安いだけでクリニックを決めない。
・どのシミをなくしたいのか、どこまで薄くなればいいかなど、自分でゴールを決める。
・1回でシミが消えるわけではないので、期間と予算の見積もりを最初のカウンセリングで聞いておく。
・シミ取り後に処方されるビタミン剤や塗り薬は、医師の指示に従い真面目に飲む、使う。
・施術後、肌が落ち着いたら保湿と紫外線防止のセルフケアを徹底する。
かく言う私も、昔からソバカスとホクロが多く、シミもできやすい肌で。薄い色ムラがあちこちにあるタイプなので、IPLを3カ月に1度くらいパチパチあてています。ゴミのようにシミの部分が浮き上がって、しばらくすると剥がれていく達成感(笑)。ノーファンデで過ごせるのは、実はこのおかげ、です。