パリのマルシェ『ノエルと赤いフルーツのケーキ』

もうすぐノエル。パリは、一年のうちで最も華やかな時を迎えています。

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マルシェでは11月中旬から販売が始まったモミの木がまだ並んでいます。

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この時季の花屋には赤いものがたくさん。見ているだけで気持ちが温かくなってきます。

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八百屋には、赤いフルーツが豊富。

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マルシェからの帰り道、マレの広場にこんなツリーが飾られていました。

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街頭では、貧しい人々もノエルを迎えられるようにと、寄付の呼びかけのポスターや教会のバザーのお知らせをよく見かけます。これはカトリックならではの年末風景。

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狭い我が家では、マルシェで買ってきたモミの木の枝を使って去年と同じくこんな壁掛けのツリーを。今年は元気の出る赤をメインに昭和のサンタさん達を飾りました。

さて、ノエルの灯りに彩られたパリの街歩きを。

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マレのデパートBHVも華々しくなっています。

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今年のテーマは“NOËL en provence”プロヴァンスのノエル。

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プロヴァンスらしい、ソレイアード風の布、ドーヴィエという煮込み料理に使われる陶器の壺、ノエルのテーブルには名物のアーモンド菓子やハンドメイドのガラス食器が並んで。

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向かいのパリ市庁舎には、マルシェノエルが開かれていてイルミネーションが美しい。

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メリーゴーランドには家族連れの長蛇の列。

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フクロウや森のオブジェを見ながら子どもたちも嬉しそう。

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電球を纏ったエレガントなランタンもいいですね。

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マルシェのスタンドも賑わっています。

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こちらはブルターニュ産の牡蛎屋さん。

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仕事帰りのムッシューたちもシャンパーニュと一緒に味わってます。

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いちばん人だかりができているのは、ヴァンショーやショコラショー、アルザス名物のプレッツェルなどを売っている処。

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数年前からじわじわと人気の北フランスで醸造されている地ビール。個性的な味がいろいろ揃っています。

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こちらは、ノエルのプレゼント用の手作りアクセサリーが並んで。

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ハンドプリントの紙をあしらったランプもあります。

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毎年の愉しみのひとつは、素敵なデコレーションのウインドウ巡り。

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ここに飾られている商品は、市庁舎の中にあるブティックでも売られていて、パリらしいお土産やプレゼントが見つかりそう。

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ツリーの中にノエルの物語が綴られています。

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親子連れに人気で、ひときわ大きな歓声があがっているのはボブスレー。皆さん、とっても楽しそう!

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こちらも子どもたちの順番待ちの行列ができて。

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2024年のパリオリンピックに向けて市民の気分も上がってきているようで、ここは人気の撮影スポット。

今日は、ブッシュドノエルをアレンジしたロールケーキをご紹介。マルシェで買ってきた赤いフルーツをたっぷりあしらってみました。

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■ノエルの赤いフルーツケーキ
Cake de Noël aux fruits rouge

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<材料>
スポンジケーキ 25cm角の型1枚分(出来上がり8個分)
卵 3個
砂糖 60g
薄力粉 40g
片栗粉 5g
ベーキングパウダー 2g
植物油 10g
牛乳 10g

生クリーム 250g
砂糖 25g
抹茶 小さじ1

好みの赤いフルーツ  適量
ミント  少々

<作り方>
  1. 型にオーブンペーパーを敷く。オーブンを170℃に予熱しておく。薄力粉と片栗粉とベーキングパウダーを合わせて振るっておく。
  2. ボールに卵と砂糖を入れて湯煎にし、卵の温度が40℃くらいになるまで温めながら高速のハンドミキサーで泡立てる。40℃になったら湯煎から外して(卵の湯煎を外した時に、替わりに植物油と牛乳を合わせたボールを入れて湯煎して温めておく)、さらに8の字が書けるくらいしっかりと泡立てる。卵が泡立ったら、最後にミキサーの速度を低速にして1~2分攪拌、大きな泡を消してキメを細かくする。
  3. 粉を2回に分けて入れて、粉けがなくなるまでゴムベラで混ぜる。(混ぜすぎに注意)
  4. 温めておいた牛乳と植物油に③を大さじ3くらいを入れてよく混ぜて、それを③の生地の中に入れて全体に均一に行き渡るように混ぜる。
  5. 型に生地を流し入れて広げながら平らにする。型を持って、上から10cmくらいの所から落として空気を抜く。170℃で13分くらい焼く。
  6. 焼き上がったらオーブンから出して、また同じように上から落として生地が沈むのを防ぐ。型から外して冷ます。上から軽くラップをかけておく。
  7. ボールに生クリーム、砂糖と抹茶を入れて、ボールに氷水を当てながらハンドミキサーで泡立てる。
    クリームの分量を計って、中に巻く分150g、デコレーション用100gに分けておく。
  8. 生地を裏返して紙をはずし、また裏返して焼き色のついた側が上になるように新しいオーブンペーパー(長さ約40㎝)の上にのせる。150gのクリームをのせて、手前を厚め、奥を薄めに伸ばしていく。
  9. ペーパーの手前の両端を手で持って一気に巻いていく。巻き終えたら、オーブンペーパーで包んだまま冷蔵庫で最低3時間くらい冷やして落ち着かせる。
  10. 包丁を湯煎で温めてキッチンペーパーで拭いてから、8等分にカットする。(一つ切ったら、そのつど、ナイフを温めて拭きながら切るときれいに仕上がる)切り分けたものをケーキより小さめに切ったセロファンかアルミホイルの上にのせていく。
  11. 口金を付けたクリームしぼり袋に残りのクリームを入れて、ケーキの上に3個の丸をしぼり、フルーツをのせてからミントをちらす。

 

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☆ブッシュドノエルの木や森のイメージで、生地やクリームにココアを入れるのも良いですね。
市販のスポンジケーキシートを使って簡単に作ることもできます。それぞれのアイディアや好みで、おうちで愉しんでください。

今年も読んでいただき、有難うございました。冷え込んできたパリで、先日初めて停電を体験して以来、毎晩キャンドルをともして暖かな灯り見つめながら寛いでいます。こうやってエネルギー不足や節電もエンジョイ!来年もどうなるか分からない世の中ですが、日々ささやかな愉しみを見つけていきたいと思っています。

マルシェノエルはパリの様々な場所で開催中。
Les meilleurs Marchés de Noël à Paris et en Île-de-France 2022 - Sortiraparis.com
Sachiyo Harada/料理クリエイター
長い間モードの仕事に携わった後、2003年に渡仏。料理学校でフランス料理のCAP(職業適性国家資格)を取得。 パリで日本料理教室やデモンストレーション、東京でフランス料理教室を開催。フランスの料理専門誌や料理本で、レシピ&スタイリングを担当。16年春、ベジタリアン向けの料理本『LA CUISINE VEGETARIENNE』をフランス全土と海外県、ベルギー、スイス、イギリスなどのヨーロッパ各地で発売。この連載をまとめた『パリのマルシェを歩く』(CCCメディアハウス刊)が発売中。近著に『LE B.A.-BA DE LA CUISINE “Ramen”』(Edition Marabout Hachette社 刊)がある。
Instagram : @haradasachiyo

 

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