毎年人気のパーティーメニュー!「サーモンのパイ包み ほうれん草ソース」
ホームパーティレシピ 2014.11.26
毎年11月第三木曜日はボジョレー・ヌーヴォー解禁日。
ボジョレー・ヌーヴォーとは、その年に収穫されたブドウで造る新酒の赤ワイン。もともと、ぶどうの収穫に感謝し祝うとともに、その年のぶどうの作柄を確かめるためにつくられたともいわれています。
収穫して数週間で出荷するためとても短い熟成期間。そのため、じっくり味わう、というよりフレッシュでいきいきとしたおいしさが魅力。冷やして飲むとさらにその香りを引き立たせることができます。また早飲みに適したタイプなので遅くとも年内には飲んだ方がよさそうです。
さてさて。年末年始のパーティーシーズンに向けて、毎年好評のとっておきレシピ「サーモンのパイ包み ほうれん草ソース」のご紹介です。
手順は、いつも通りシンプル。
塩をまぶしたサーモンを冷凍パイで包んで焼き上げている間に、ほうれん草と生クリームをミキサーにかけ、フライパンでとろみが出るまでソースを煮詰めたら完成です。
鮮やかな緑のほうれん草ソースとサーモンのオレンジ色がテーブルを華やかにしてくれます。ほうれん草の苦みとクリームのコク、パイで包んだジューシーなサーモンのハーモニーを楽しんで。
★サーモンのパイ包み・ほうれん草ソース★
【材料】(約4人分)
刺身用サーモンの柵 200g
冷凍パイ生地 1枚〜2枚。(サーモンを包める大きさ)
ほうれん草 30g
★
生クリーム 100cc
砂糖 小さじ1/2
塩 小さじ1/4
【作り方】
1. サーモンに軽く塩胡椒をし、5分ほど置いておく。
2. 冷凍パイ生地は、軽くフォークで穴をあけ冷蔵庫で冷やしておく。
3. ほうれん草はさっと塩ゆでして、3cm程度にカットしておく。
4. ★をミキサーに入れておく。
5. サーモンの水気をキッチンペーパーで軽く拭き取ってから、用意しておいたパイ生地でサーモンを包む。余分な生地はカットし、淵をフォークで軽く押させておく。
6. 200℃のオーブンで奇麗な焼き色が付くまで焼く(20分程度)。
7. ソースを作る。4にほうれん草を加えミキサーにかける。
8. 7をフライパンに入れ、とろみが出るまで中火で煮詰める。
9. お皿にソースをひき、焼き上がったパイ包みをのせて完成。

サーモンを置く。

サーモンを包む。

余分なパイを切り取り淵をフォークで軽く押し当てる。

淵をフォークで軽く押し当てる。

粗熱が取れたらカットする。

ソースをひき、サーモンパイをのせる。

完成。オリーブオイルでお皿を描いても可愛い。
Photo:YORIKO SEKIGUCHI
【ポイント】
•粗熱がしっかりとれてからカットした方が切り易いです。
•パイをカットしてから、ソースの上に盛りつけた方がサーブが楽です。
•パイをカットする際はパン切りナイフが切りやすくておすすめ。
•ソースは魚介のバターソテーやパスタソースとしても使えます。
•前日にソースを作り、パイを薄く伸ばしておけば、当日はサーモンを包んで焼くだけなので楽です!
•余ったパイは薄く伸ばし砂糖をたっぷりまぶしてクルクル巻いて一口大にカットし、サーモンパイの横で焼き上げれば、簡単一口お菓子の出来上がりです(下記写真を参照)。

Nao Aoumi
パーティ料理研究家
フランス独立記念日と同じ7月14日生まれ。「きっとフランスに縁があるのよ」と両親にいわれ続け、大学では仏語を専攻。フランス留学、仏系証券会社勤務、南仏でのレストラン研修‥と、フランスと関わる人生を歩む。2019よりボルドーを拠点に活動。各メディアにレシピを提供する傍ら、マルシェやワイナリー巡りなど、食の探求を欠かさない。ワインエキスパート、チーズプロフェッショナル資格取得。
BRUNCH : https://naoaoumi.wixsite.com/website-5