ユズの香り広がる、春カブと鯛のマリネ。

春のカブは、みずみずしい食感で、甘味が強く、生食に向いているといわれています。

真っ白な春のカブをスライスし、うっすらピンク色を帯びた鯛のお刺身と一緒に、ユズの果汁を加えたマリネ液で合わせてみました。仕上げに、黄色いユズの皮のすりおろしを散らすことで、清々しさと華やかさ加わり、ユズの香りが溢れる、春らしい一皿に仕上がりました。

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★カブと鯛のマリネ・ユズ風味★

【材料】
鯛(刺身用) スライス 100g
カブ(小) 150g
カブの葉 2枚分
ユズの皮のすりおろし ユズ1ケ分

マリネ液:
ユズ果汁 大さじ1
オリーブオイル 大さじ3
白コショウ 少々
塩 小さじ1/3
砂糖 小さじ1

【作り方】
1. カブの皮をむき、スライサーで薄切りにする。カブの葉の茎の部分を刻んでおく。
2. 1をボウルに入れ、塩ひとつまみ(分量外)加え、全体を和えてからしばらく放置しておく。5分ほどして水が出てきたら軽く絞る。
3. 鯛は食べやすい大きさにそぎ切りする。
4. ユズの皮をすりおろしてから、ユズを絞り、果汁を用意しておく。ボウルにマリネ液を作りしっかり混ぜておく。
5. ボウルに2のカブと3の鯛、マリネ液を合わせ混ぜる。冷蔵庫に30分置いて味を馴染ませる。
6. お皿に盛り付け、最後にすりおろしておいたユズの皮を散らす。

【ポイント】
・カブが大きい場合は、食べ易い大きさに切ってから、スライスしてください。
・盛り付けるときに、カブを二つ折りにすると立体感が出ます。
・ユズの皮は、すりおろしたばかりだと、皮が水分を含んでいて散らしにくいのですが、すりおろしてから少し置いておくと、皮が軽く乾燥し、お皿に散らしやすくなります。
・カブの葉を数枚残しておき、仕上がったお皿に添えても華やかです。

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Nao Aoumi
パーティ料理研究家
フランス独立記念日と同じ7月14日生まれ。「きっとフランスに縁があるのよ」と両親にいわれ続け、大学では仏語を専攻。フランス留学、仏系証券会社勤務、南仏でのレストラン研修‥と、フランスと関わる人生を歩む。2019よりボルドーを拠点に活動。各メディアにレシピを提供する傍ら、マルシェやワイナリー巡りなど、食の探求を欠かさない。ワインエキスパート、チーズプロフェッショナル資格取得。
BRUNCH : https://naoaoumi.wixsite.com/website-5

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