じっくり素材の旨味を引き出す、パプリカと人参のポタージュ。

フレッシュな葉付きニンジンとパプリカが手に入ったので、ポタージュを作りました。

中火で30分、厚手の鍋で材料を炒めていきます。鮮やかな野菜たちが、バターと絡み艶やかに変化していく様子を眺める楽しい時間です。

調味料は、塩のみ。手間をかけて丁寧に炒めることで素材の旨味が引き出されるから、あれこれ調味料を入れなくても甘味がたっぷりの深い味わいです。

ポタージュだけでも十分おいしいのですが、味と色のアクセントに、ウズラの卵の目玉焼きを添えてみました。半熟の黄身とポタージュを一緒にいただくと、また違った味わいを楽しめます。

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★パプリカと人参のポタージュ★

【材料】2人分 *作りやすい分量
赤パプリカ 200g
ニンジン 100g
バター 30g
塩 小さじ1/8〜
牛乳 150cc
水 100cc
*ハンドブレンダー

―仕上げー 
ウズラの卵(生) 2ケ
ディル 適量

【作り方】
1. 野菜の準備:パプリカの種を取り除き、包丁で薄切りにしていく。ニンジンは皮をむき、スライサーを使って薄切りにしておく。
2. ウズラの卵の準備:フライパンを温め、薄くサラダ油をひき、中火でウズラの卵を目玉焼きにしていく。白身に火が通ったら、火を止める。フライパンの上に目玉焼きを放置し、余熱で黄身に火を通していく。(ひっくり返さない。蓋はしない)。
3. 厚手の鍋にバターと1の野菜をいれて中火にする。野菜にバターを絡めながら全体に塩をまぶし、じっくり中火で30分ほど炒めていく(焦がさないように注意する)。
4. その都度、野菜としっかり馴染ませながら、牛乳を3回に分けて加えていく。水を加え、沸騰する寸前で火を止める。ミキサーで3分ほどしっかり滑らかになるまで撹拌する。味を見て塩加減を調整する。
5. お皿にポタージュを注ぐ。2のウズラの卵の目玉焼きをのせ、ディルを添える。

【ポイント】
ディルを添えると、爽やかさが加わりおいしいです。

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Nao Aoumi
パーティ料理研究家
フランス独立記念日と同じ7月14日生まれ。「きっとフランスに縁があるのよ」と両親にいわれ続け、大学では仏語を専攻。フランス留学、仏系証券会社勤務、南仏でのレストラン研修‥と、フランスと関わる人生を歩む。2019よりボルドーを拠点に活動。各メディアにレシピを提供する傍ら、マルシェやワイナリー巡りなど、食の探求を欠かさない。ワインエキスパート、チーズプロフェッショナル資格取得。
BRUNCH : https://naoaoumi.wixsite.com/website-5

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