深まる秋の京都で食べたい、甘酸っぱいリンゴのお菓子。

京都上ル下ル 2020.11.28

ラ・ヴァチュール

タルトタタンといえば、の名店。1ホールに20個以上のリンゴを使い、じっくり煮詰めて焼き上げたタルトタタンは、先代・松永ユリさんが本場の味を追求して完成したもの。現在、その味を守るのは孫娘の若林麻耶さん。「毎日リンゴの状態は違うので、祖母のときからレシピはあってないようなもの。祖母が理想としたタルトタタンを目指して作っています」。口の中に広がる、とろとろに煮詰められたリンゴの甘酸っぱさとほろ苦さ、バターの香り。一度食べればたちまち虜になる味わいだ。リンゴが旬のこの時期は、食べ比べをしたり、特別なタタンを作るなどの試みも。オンラインショップの開設もファンには嬉しいニュース!

La Voiture_0149.JPG

鍋でじっくりカラメル色になるまで煮詰めたリンゴに、タルト生地をかぶせてオーブンで焼き上げるタルトタタン。ふじ、サンふじを中心に使っているが、リンゴの季節で味わいが変わる。12月には「はつ恋ぐりん」という青森の青りんごが登場予定。タルトタタン¥735、紅茶¥580

La Voiture_0183.JPG

空間構成やグラフィックデザインなど、デザイナーとしても活動する若林さん。メニューやディスプレイなど、店内のあちこちに若林さんのセンスがあふれている。

La Voiture_0006.JPG

場所は平安神宮の近く。レトロな雰囲気の店内でゆったりと寛ぐことができる。

La Voiture_0095.JPG

今春のリニューアルで、厨房の様子が見えるように窓を設置。窓の下のタイルは若林さんが自ら貼ったもの。創業当時の写真やフランスのタルトタタン愛好家協会から授与された認定証などが壁を飾る。

La Voiture_0039.JPG

名物タルトタタンのほか、オペラやクルミのタルトも味わい深く、人気のメニュー。

La Voiture_0107.JPG

店内が混んでいればテイクアウトも可能。テイクアウトはこんなかわいいボックス入り。

La Voiture_0057.JPG

ラ・ヴァチュール
La Voiture

京都市左京区聖護院円頓美町47-5
tel:075-751-0591
営)11時〜18時
休)月
https://www.instagram.com/voiture_1971/

 

---fadeinpager---

焼き菓子工房コレット

ブラムリー、ルビースイート、レーヌデレネット、エグレモントラセット……。これらはすべて店頭に飾られたリンゴの種類。「いろいろな品種があることを知ってほしい」という店主・三井素子さんのリンゴ愛の表れ。看板メニューは、リンゴのジューシーさと爽やかな甘みに感動するリンゴのタルト。季節によって品種が変わるが、いまの時期はグラニースミス、紅玉など、数種が同時に並び、食べ比べる楽しみも。「焼き上がり当日はタルトのサクサク感、翌日はアーモンドクリームの熟成した香りを楽しんでいただけます」。家族に作るような気持ちで作っているという三井さんの焼き菓子は、大切な人への贈り物にもオススメだ。

COLETTE_0124.JPG

生で食べるとレモンのような鮮烈な酸味を持つイギリス原産の青りんご、ブラムリーアップルを使ったタルト。リンゴの爽やかな甘みと香ばしいタルト生地が相性抜群。豆から挽いて淹れるオーガニックのヨーロピアンブレンドと。リンゴのタルト¥580、コーヒー¥500

COLETTE_0082.JPG

店頭に飾られた艷やかなリンゴ。三井さんは毎年リンゴ農家に足を運んでいるそう。

COLETTE_0048.JPG

昨年から作り始めたというタルトタタンも、リンゴのおいしさが存分が引き出されたもの。ほかにも、完熟バナナが分量の約4割を占めるバナナブレッド、ハチミツたっぷりのパンデピスなど、可能なかぎりオーガニックの素材を使ったカラダにやさしい焼き菓子が並ぶ。

COLETTE_0053.JPG

麦芽の水飴を使ったキャラメルチーズタルト、カシスとマロンのクランブルタルト、アーモンドやアンズ、白いちじくを使った秋のタルトなど。1カット¥580、ホール¥4,300〜。取り置きは電話で1個から可能、ホールの購入は1週間前の予約がオススメ。地方発送にも対応。

COLETTE_0133.JPG

店主の三井さん。フランス料理業界紙の記者から料理人へ転身し、2008年に北野白梅町に同店をオープン。下鴨を経て、2018年にホームタウンである西陣へ移転した。

COLETTE_0022.JPG

北野天満宮から歩いて約15分ほど。近隣には観光名所や人気店が点在する。フランスのアーティスト、ナタリー・レテの壁紙が印象的な店内。現在は週末にテイクアウトのみの営業。

COLETTE_0027.JPG

焼き菓子工房コレット
Colette

京都市上京区新猪熊東町350グランドムール西陣103
tel:075-406-1284
営)12時〜17時
休)月〜金
https://www.instagram.com/colette_kyoto/

 

---fadeinpager---

パーク ハイアット 京都

2019年10月開業したパーク ハイアット 京都。二寧坂に面したカフェレストラン「キョウト ビストロ」で人気のアップルパイは、国産の紅玉をとろとろに煮詰めたペーストと旬のリンゴのコンポートを組み合わせた贅沢な一品。「フレッシュで使うのは紅玉、ピンクレディ、サンふじなど旬のリンゴ。酸味や甘みのバランスを見ながら、常に同じ味わいになるよう心がけています」とペストリーシェフの廣瀬悠さん。コンポートのフレッシュ感が残る甘酸っぱさとキャラメリゼしたほろ苦さ、パイ生地の食感のハーモニーが絶妙だ。甘さ控えめのソフトクリームと生クリームが添えられ、ボリュームたっぷりのひと切れもたちまち完食!

PARK HYATT KYOTO_0027.JPG

大きくカットされたリンゴのコンポートがたっぷり入ったアップルパイは温めてサーブされる。コーヒーはアラビカコーヒーのオリジナルブレンド。アップルパイ¥770、コーヒー¥495

PARK HYATT KYOTO_0117.JPG

艷やかに焼き上げられ、見た目も美しい直径18cmのアップルパイ。テイクアウトはひと切れから可能。事前に予約すれば、直径9cmのホール(¥950)を持ち帰ることもできる。

PARK HYATT KYOTO_0078.JPG

見た目も愛らしいシュークリームは手土産にも。バニラや抹茶などの定番と、洋ナシやパンプキンなど季節のフレーバーで常時8種類ほどのフレーバーが揃う。シュークリーム1個¥418

PARK HYATT KYOTO_0069.JPG

テイクアウトは千鳥格子のボックス入り。ホテルの内装設計を手がけたトニー・チーが選んだ朝日焼のうつわや、宇治の有機栽培農園「コトシナ」のお茶、伏見の松本酒造や「季の美」とコラボレーションしたオリジナルの日本酒、クラフトジンなども販売。

PARK HYATT KYOTO_0158.JPG

店内へは二寧坂の入り口から直接入れる「キョウト ビストロ」。ラグジュアリーホテルの中にありながら、気軽に足を運べるアットホームな雰囲気が魅力。予約なしでビジター利用できる朝食や、ビールや一品が手頃に楽しめる平日17〜19時のハッピーアワータイムもオススメ。

PARK HYATT KYOTO_0145.JPG

テーブル席、ソファ席のほか、オープンキッチンのカウンター席も。

PARK HYATT KYOTO_0050.JPG

パーク ハイアット 京都
Park Hyatt Kyoto

京都市東山区高台寺桝屋町360 キョウト ビストロ
tel:075-531-1234
営)7時〜21時(20時L.O.)
無休
www.parkhyattkyoto.jp

 

photos:SADAHO NAITO, realisation:NATSUKO KONAGAYA

Share:
  • Twitter
  • Facebook
  • Pinterest

Recommended

BRAND SPECIAL

Ranking

Find More Stories