ジュエリーウィッシュリストに仲間入り、ショパールの「アイスキューブ」。
Love it ! 2025.12.20
編集者たちが見つけたお気に入りの逸品を紹介する連載。今回は、ショパールの「アイスキューブ」について、編集HDが語ります。
キューブが生み出す建築美に惹かれて。

昨年発表された「アイスキューブ ハイジュエリーコレクション」より、メインピースである9連のネックレスのデッサン画。
都会のビル群の夜景は、いつ見ても美しい。昼間はそれほど魅力を感じないけれど、たとえば高速道路から眺めると、灯の残像がより一層ドラマティックだ。
2024年、「アイスキューブ」にハイジュエリーのカプセルコレクションが発表された。ニューヨークの夜景を舞台に、ベラ・ハディッドがモデルを務めたビジュアルに東京の夜景を思い出し、心がときめいた。「アイスキューブ」は完全なシンメトリーの4辺で構成される。モチーフは氷だけれど、建築美を思わせる要素も多くある。連なるキューブはまるで都会のビル群だ。

エシカルホワイトゴールド製の2列のキューブでダイヤを挟む「アイスキューブコレクション」ファインジュエリーのリング(WG×ダイヤモンド)¥874,500/ショパール(ショパール ジャパン プレス)

華やかなシーンもさり気ないドレスアップを叶えてくれるピアス(WG)¥814,000/ショパール(ショパール ジャパン プレス)
1999年に共同社長兼アーティスティック・ディレクターのキャロライン・ショイフレが「過度な装飾をなくし、フォルムの美学を追求したい」と誕生したこのモチーフはまず時計に採用され、その後ジュエリーへ昇華した。2024年に続き25年もハイジュエリーコレクションが誕生。シンプルなキューブが生み出すリュクスなネックレスを見て、「アイスキューブ」コレクションへの想いが再熱している。ミラーポリッシュ加工された面は、光を反射して輝くから、地金だけのフープピアスもいい。ダイヤモンドのラインを挟んだリングはボリュームがあり、夜景を独り占めする気分になれそう......今年のご褒美ジュエリーリストがまた増えてしまった。(編集HD)

ハイジュエリーは2025年9月のニューヨークファッションウィークで披露された。パーティにはモデルや女優として活躍するエミリー・ラタコウスキーも参加。

9連のネックレスは3連ずつに分けて使用できる。(WG×RG×ダイヤモンド)¥59,455,000(参考価格)/ショパール(ショパール ジャパン プレス)

ネックレスには高さやサイズが異なる2種類のキューブがちりばめられ、ダイヤが埋め込まれたキューブも職人がひとつずつセッティングする。
*「フィガロジャポン」2026年1月号より抜粋






