30代、人生初の清水買いはサンローランの「ル・サンカセット ベア」。
編集部員の、最近のお買い物。 2025.02.18
30代半ばを過ぎ、先日、人生で初めてバッグを「清水買い」をしました。サンローランの「ル・サンカセット ベア」を。「サンローランと、ル・サンカセット(5時から7時)の女たち。」での金原ひとみさんの小説「Well come」を読んで、ずっと憧れていたアイテムです。
A4の書類もPCも楽々入り、1泊の出張であればこれひとつでこと足りる大容量サイズ。ものが多くなりがちなバッグ初心者にも、やわからなディアスキンが優しく寄り添ってくれます。
バッグの中にあるインナータイを結ぶとコンパクトな姿に早変わり。仕事時はもちろん、その後のディナータイムにも一緒に出かけられます。
なによりも気に入っているのがクロージャーのカサンドラロゴ。シンプルでありながら、エレガントで存在感抜群のサンローランの代名詞。
このクロージャーをバシッと留めて、肩で風を切って歩きたい!! そう思って購入したわけですが、いろいろある会社員生活、思わぬ失敗をして自信を無くし、「なんだか自分、このバッグには役不足?」と思ってしまうこともしばしば。そんな時はクロージャーを留めずに肩に掛けるのですが、バッグの中からゴールドのロゴがちらりと覗くたびに、「このままじゃだめだ! 背筋を伸ばして進まなきゃ!」と思わされます。
相棒......というよりも、私にとっては叱咤激励をしてくれる姉のような存在のこのバッグ。これからいろいろな場所に一緒に出かけ、いろいろな挑戦して、"姉"の傍らに立つに相応しいエレガントでかっこいい大人の女性になっていこう。そんな気持ちにさせてくれるマスターピースです。
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フィガロジャポンエディター、フィガロジャポンBusiness with Attitude事務局長。お堅い部署からフィガロに異動してきてはや3年、今年こそファッション、ビューティ知識を深めたい。Kawasaki Ninjaでのツーリングにもチャレンジしたい。
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