文/栗山愛以

2022年にバギージーンズを取り上げたが 、まだまだ人気は続き、今年は味のあるブルーデニムが目立つ。今どう着るべきか、パリとロンドンのストリートから学ぼう。

70年代風ムードをずらす。

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レトロなサングラスにコンパクトなジャケットとシャツ、スポーティなバッグで、1970年代のムードが漂う上半身。この流れでボトムにフレアシルエットを選びそうになってしまうが、この方はバギージーンズを腰履きしてスニーカーを合わせている。こうしたちょっとしたずれが目を引く結果に。

カジュアル4対エレガンス6。

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次の方もバギージーンズを腰履き。+お腹がチラ見えするコンパクトなTシャツでかなりカジュアルだが、それ以外のアイテムのおかげでエレガントな印象がやや優っている。異なる要素を合わせる時のさじ加減の参考に。

ウエストマークしてきちんと着る。

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最後の方はバギージーンズをベルトをしてきちんと着用し、カジュアルさを軽減。ベーシックなアイテムばかりだが、ボリューム感や肌の見せ方を吟味してスタイリングにメリハリを効かせている。

text: Itoi Kuriyama, photography: launchmetrics

ファッションをこよなく愛するモードなライター/エディター。辛口の愛あるコメントとイラストにファンが多数。多くの雑誌やWEBで活躍中。

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