サエキ飯店/目黒/中華料理 香港好き待望の一軒が、目黒に登場!

この春、香港フリーク待望の一軒、サエキ飯店が目黒にお目見えした。メニューを見れば「カサゴ蒸し」や「ハムユイ(発酵干し魚)の肉餅」「揚げダイコン餅」など香港テイストが満載。とはいえ、現地そのままの味には固執せず「香港のシェフが日本の地で、日本の食材を使って料理をしたならこんな感じになるんだろうなと思う料理を作っている」とは佐伯悠太郎オーナーシェフ。

香港に惚れ込み29歳で渡港。ワーキングホリデーで1年間みっちりと武者修行をして帰国した後は、外苑前の楽記のシェフとして辣腕を振るった新鋭だ。この店では日替わりのアラカルトをベースに、予約のみコースで対応。シェフ肝入りのジョージアワインと楽しめる。

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手前は「カサゴ蒸し」写真は300g ¥3,456。魚は高知県を中心に石垣島や豊洲で調達。奥は「茹で鶏の紹興酒漬け」¥1,512。骨付きで茹で、紹興酒タレに漬けるためしっとり。旨味が染み込んでいる。香港のクラフトビール(¥972)と。

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「上湯ソバ」¥1,080。豚の赤身に老鶏、金華ハムで取るスープはため息の出るおいしさ。

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すでに予約殺到で、いまは1日3組限定。

サエキ飯店
東京都目黒区三田2-10-30
tel:03-6303-4735
営)18時~21時最終入店
不定休
予算:¥6,000〜
座席数:カウンター6席、テーブル4席
www.facebook.com/cantonmadloba

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*『フィガロジャポン』2019年7月号より抜粋

texte : KEIKO MORIWAKI, photos : YU NAKANIWA

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