キンと冷えたビールや泡がないとやっていられないような暑さが続きます。
つい冷たいものばかり飲んでしまいますが、夏の日にこそ作ってもらいたいスープレシピを。

作り方はあまりにもシンプル。トウモロコシと鶏肉を水から煮るだけです。
味付けも塩だけ。生姜もネギもいりません。ですが、毎日飲みたいほど好きなスープです。トウモロコシの芯から出る出汁の味は格別の味わい。見た目はこの通り、相当地味です笑。具材自体の組み合わせにはそれほど惹かれるわけではありません。ただ、芯からじんわりと出るトウモロコシの風味と鶏出汁のかけ合わせはうっとりするほどおいしいスープになります。正直を言えば、私がトウモロコシを買うのは、実よりもこの芯が欲しいからなのです。

鶏肉はモモ肉を使いましたが、胸でも、手羽先でも構いません。できれば作ってからひと晩おくと、トウモロコシの芯からの出汁もたっぷり出ますし、表面に固まった鶏の脂を取り除くことでスッキリとした味わいになります。鶏肉は取り出して、麺の具材にしたり、酢醤油をつけて食べたりといろいろな使い方ができます。

スープは温かくても、冷たくしてもよし。夏の疲れた体をスープで癒すのもいいのですが、ワインを飲む前にこんなスープから始めるのもいいものです。

トウモロコシと鶏のスープ

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<材料 2人分>
トウモロコシ 1本
鶏モモ肉 1枚

<作り方>
1. トウモロコシは1本を4等分、さらに縦半分に切る。
2. 鶏肉に塩小さじ1をすり込む。
3. 鍋に1と2、水4カップを入れて中火にかける。沸騰したらアクをとり、弱火で15分煮る。塩で味を調味する。ややしっかり目に塩味をつけることでスープの味が決まる。すぐに食べられるが、できればひと晩おくといい。

フランス料理とワインを愛する料理家。日本ソムリエ協会認定ソムリエ。2015年にフランス農事功労章を叙勲。近著に「ずっと使ってきた私のベストレシピ  平野由希子のル・クルーゼ料理」「和つまみ 呑ませる料理×合わせたいお酒」がある。instagramは@8yukiko76hirano  料理教室cuisine et vin主宰。http://www.yukikohirano.com
最近一緒に暮らし始めたという猫のクミンの様子は別のInstagramから@cumin_chatnoir

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