作り置きができるコンフィはお酒のよき友。いろいろな素材でコンフィを仕込みます。鴨、砂肝、牡蠣、ジャガイモ etc……。冬は根菜を使ったコンフィも。今日は里芋のコンフィを作りました。

コンフィとは低温でゆっくりと加熱をするフランス料理の調理法のこと。オイルで長時間煮ることで、しっとりと柔らかく仕上がり、保存性のあるものになります。オイルの中に入っていれば、2週間〜1カ月は日持ちします。作るのに少し時間はかかりますが、ただオーブンに入れておくだけ。炊飯器の保温機能を使っても大丈夫。その場合には、70度くらいまでしか温度が上がらないので、3〜4時間かけて作ってみてください。

保存しておいた里芋はフライパンでカリッと焼き上げて、ブルーチーズのオイルマリネを添えました。食べきれずに熟成が進み過ぎたり、カピカピになってしまったチーズを保存瓶に入れてオリーブオイルをかけておいたもの。数日するととろりとしてきます。時間の変化で味わいが変わる、熟成を楽しめる保存食です。

冬の寒い日、出かけたくない時にはこんな作り置きでおつまみ作り。ワインはアルザスのピノノワールを選びました。しっとりとした質感と香ばしい里芋の風味にしなやかな赤がぴたりと寄り添いました。

里芋のコンフィ

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<材料>
里芋
オイル(ピュアオリーブオイル、米油など)
ローズマリー 1枝
塩 少々

<作り方>
⒈ 里芋はたわしで皮をこすって洗う。
⒉ 耐熱性の保存容器に里芋、ローズマリーを入れ、オイルをかぶるくらいまで入れ、火にかけて温める。
⒊ 90度のオーブンで1時間加熱する。里芋の大きさなどで加熱時間は変わってくるので、時間は目安として、竹串がすっと通るくらいまで加熱する。
⒋ 里芋を半分に切り、フライパンでこんがりとするまで焼き、塩、チーズなどを添える。

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ブルーチーズと山羊チーズのオリーブオイルマリネ。熟成の進み過ぎたもの、乾いてしまったチーズにタイムなどのハーブを入れてオリーブオイルを注ぐだけ。このまま食べても、料理のソースとしても。

フランス料理とワインを愛する料理家。日本ソムリエ協会認定ソムリエ。2015年にフランス農事功労章を叙勲。近著に「ずっと使ってきた私のベストレシピ  平野由希子のル・クルーゼ料理」「和つまみ 呑ませる料理×合わせたいお酒」がある。instagramは@8yukiko76hirano  料理教室cuisine et vin主宰。http://www.yukikohirano.com
最近一緒に暮らし始めたという猫のクミンの様子は別のInstagramから@cumin_chatnoir

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