ジジ・ハディッドもレオナルド・ディカプリオも......ウクライナに巨額寄付するセレブたち。

Society & Business 2022.03.11

ロシアによるウクライナ侵攻が始まって以来、ウクライナと縁があるセレブもそうでないセレブも、こぞってウクライナ支援のため、巨額の寄付をおこなっている。

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2018年ブレイクスルー賞でのアシュトン・カッチャーとミラ・クニス(2017年12月3日、カリフォルニア州) photography: Miikka Skaffari/Getty Images

2022年2月24日にロシアがウクライナに侵攻して以来、世界中がウクライナ情勢を注視している。ウクライナの人々を支援するメッセージも増え続ける一方だ。そして多くのセレブが巨額の寄付をした。

ウクライナのチェルニウツィー生まれのミラ・クニスは夫のアシュトン・カッチャーとともに3月4日、ウクライナ支援のための寄付を呼びかける動画をインスタグラムに投稿した。『ブラック・スワン』でブレイクした女優は、幼少期をウクライナで過ごした後、米国に移住した経歴を持つ。夫妻は今週、自分たちが拠出した300万ドルを含め、募金額がすでに目標の半分以上に達していることを発表した。

 

 

チャリティ団体「国際ヴィシェグラード基金」の発表によると、レオナルド・ディカプリオが3月6日、母方の祖母、ヘレナ・インデンバーケンの祖国であるウクライナを支援するため、1000万ドルを寄付した。2008年に93歳で惜しまれつつこの世を去った祖母は孫の活躍を常に応援し、ふたりはとても仲が良かった。

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「勇敢なウクライナ国民の皆さんを私たちは心から応援しています」

ウクライナと縁の薄いセレブも同国の支援に動きはじめている。ブレイク・ライブリーとライアン・レイノルズ夫妻はロシアによる侵攻が始まった直後の2月26日に100万ドル近くを寄付した。夫妻はインスタグラムで、避難民保護のために米国UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)協会へ自分たちのファンが寄付する金額と同額のドルを寄付する旨を投稿していた。

 

 

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ジジ・ハディッドもウクライナ支援に立ち上がり、3月7日、今回のファッションウィーク中に得た報酬を全額、紛争の犠牲者に寄付することをインスタグラム投稿で約束した。26歳のモデルは、最初に同趣旨の発表をした友人のスーパーモデル、ミカ・アルガナラズを「見習いつつ、同じ体験をしているパレスチナ難民も支援し続ける」ことを表明した。そして「ランウェイを歩く目的を持ちたい。目も心も、人間の不公平さに向けられるべき」と綴った。

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単なる金銭支援を超えて、セレブたちはSNSで熱いメッセージを発信している。セリーヌ・ディオンは2月28日、「勇敢なウクライナ国民の皆さんを私たちは心から応援しています」とインスタグラムに投稿した。

 

 

フランスでは公共のテレビ局とラジオ局が3月8日にウクライナ支援のコンサートを開催し、クララ・ルチアーニがジョン・レノンの「イマジン」をカバーした。

text: Lucie Lanzon (madame.lefigaro.fr)

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