キャサリン妃とウィリアム王子、ウクライナ文化センターを訪問。現地への支援を約束。

Society & Business 2022.03.11

キャサリン妃ウィリアム王子は、ウクライナへの支援を改めて表明するため、3月9日(水)にロンドンにあるウクライナ文化センターを訪れ、感慨深い訪問となった。

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ウクライナ文化センターを訪問したキャサリン妃とウィリアム王子。(ロンドン、2022年3月9日) photography: Abaca

ウィリアム王子は、ロンドンのウクライナ文化センターを訪問した際、「私たちは皆、あなたたちを応援しています」と述べた。3月9日(水)、ケンブリッジ公爵夫妻は、ウクライナコミュニティーのメンバーや、紛争で苦しむ同国を支援しようとするボランティアの人々と面会を行った。英デイリー・メール紙によると、事の深刻さを目の当たりにし、夫妻は「もっと力になりたい」と語ったと言う。

「我々は本当に無力だと実感している」ともウィリアム王子は述べた。そこで夫妻は、精神的な問題や戦争によるトラウマに悩む子どもや若者を支援するため、自分たちの慈善財団の協力を申し出た。また、災害緊急委員会の代表であるサレー・サイード氏に面会し、継続的な人道支援とイギリス国民がウクライナを継続的に支援する方法について詳しく説明を受けた。

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ウクライナの大統領夫人、オレナ・ゼレンスカが感謝の投稿

ウクライナ出身のオレナ・ゼレンスカは、自国を支えてくれている英国王室と国民に感謝の意を表したいと語った。ウォロディミル・ゼレンスキー大統領の夫人が、ウクライナ文化センターを訪問中のキャサリン妃とウィリアム王子の写真を自身のInstagramアカウントに投稿したのだ。写真では、夫妻が、被災地に送る義援金の箱のそばでスタッフやボランティアに声をかけている様子が写っている。キャサリン妃はブルーのジャンパーにウクライナの国旗の色のピンバッジをつけていた。

 

 

ロンドンのウクライナ・カトリック大聖堂で祈りを捧げるチャールズ皇太子カミラ夫人(コーンウォール公爵夫人)のショットが添えられている。ウクライナの大統領夫人はキャプションに「彼らはひまわりを添えて下さった」と綴った。イギリスへの感謝の言葉を締めくくるに当たり、オレナ・ゼレンスキーはエリザベス女王の写真も掲載した。「とりわけイギリスの女王陛下に感謝しております。エリザベス女王はウクライナを助けるため、個人的な貢献をして下さいました。こうした支援は、何千人もの人々の心を癒し、温かくするばかりではありません。勝利へと導いてくださっています」。

text: Leonie Dutrievoz (madame.lefigaro.fr), traduction: Hanae Yamaguchi

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